「読み飛ばし」をしないマル秘テクニック!
私は、自己チェックを必ずルール化することで読み飛ばしを減らしていました。ルールとしてはまず、
① 全体を素読みする
問題のボリューム感や問題の傾向の概要を掴みましょう。
② 解答上の留意事項は「書いてある事は毎回同じという気持ちを排除」して入念に読む
斜め読みなんて絶対NGです!トンチンカンな解答をしてしまうかもしれませんよ?
③ 読んだら問題文にチェックマークをつける。
読んだ部分と読んでいない部分、手をつけていない部分が視覚的に分かるようにしていました。
例えば、「1 預金に関する事項」を読んだら、
✔1 預金に関する事項
という感じで✔マークを入れていきます。
④ 自分の解答を必ず読み返す
理論問題の規定の穴埋めは、非常に間違いが多いところです。以下は、第69回財務諸表論本試験問題 第二問の穴埋めです。
上記の①には「実現主義」が入ります。本試験では必ず得点したい箇所になりますが、間違えて「実現主義の原則」と解答してしまったら、もちろん×になります。「実現主義の原則の原則」になってしまうからです。
『売上高は、「 ① 」に従い、~以下略~』
となっていたら、「実現主義の原則」まで書きましょう。
このようなミスは、自分の解答を必ずすぐに読み返すことをルール化していれば防げます。自信をもって解答した内容ほど自分の読み返しが甘くなります。簡単な問題こそ「何か見落としは無いか?」と慎重になるべきです。そうしないといつまでたってもケアレスミスは減りません。