問 題
(目標時間:2分 難易度:難)
企業会計原則に関する文章で,正しいと思われるものを選択しなさい。
(記述文)
1 重要性の原則は会計処理と財務諸表の表示に関するもので,会計方針の開示について適用されるものではない。
2 企業会計原則の正規の簿記の原則から単一性の原則までの6つの原則は会計処理の原則と手続きを定めるものではなく,それらの選択と適用にあたっての判断基準である。
3 正規の簿記の原則は継続記録法の採用を指示しているので,貸借対照表は資産,負債及び純資産によって構成されることになり,期間損益計算は期末の財産有高との関係を確認することなく行われる。
4 保守主義の原則は将来の財政に不利な影響を及ぼす可能性のある場合に適用され,通常の保守的な処理が行われている限りは,真実の財政状態を歪めたことにはならない。