【税理士試験・合格体験記】 通学・自習室の利用はせず時短を駆使して官報合格


4年目・不受験

消費税法合格の翌年は,唯一,税理士試験不受験でした。

仕事で別の試験を受けることになり,そちらの対策に時間をかけたためです。

1年勉強をお休みしても再開が可能な科目合格制度は税理士試験の大きなメリットだと思います。

5・6年目 国税徴収法

この頃には日々をこなすのに疲れ果て,早朝の勉強ができなくなりました。

次科目を決めるにあたり,自分は計算よりも理論のほうが得意だと気づいたため,理論のみの国税徴収法を選択しました。
年明けから始めたため,1度目は精度を上げることができず不合格Aでしたが,翌年に無事合格することができました。

7年目・所得税法

前年に昇任し,非常に忙しくなりました。
仕事はやりがいがあり続けたかったのですが,子供の学校生活に適切に対応できないことも増えたため,悩み抜いた末に退職しました。

この時期が体力的にも精神的にも一番つらかったです。
とても勉強どころではなく,退職した時点で講義は1か月遅れ,理論はそれまでの予告分すら覚えておらず,演習も未提出状態でした。
退職後は,法律事務所で週3日のパート勤務を開始。
仕事のない平日に,子供たちが学校に行っている間に必死で勉強しました。
それでもまったく間に合ったとはいえず,試験当日も「とりあえず白紙で出さずに済んで良かった」とすら思っていましたが,結果はまさかの官報合格。
最後まで諦めずに勉強して本当に良かったです。

合格後は,税理士事務所へ転職しました。
ずっと業界未経験のままで,年齢的にも転職できるのか心配でしたが,スムーズに転職することができました。実務経験を積み始めたばかりで,登録はまだまだ先になりますが,お客さまと二人三脚で頑張れる税理士を目指して,研鑽に励みたいと思います。


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