みなさん、財表理論、どう勉強していますか?
税理士・会計士受験生の中には、「計算は得意だけど、理論は・・・・・・」という方も多いと思います。
テキストを何度も繰り返し読んでもサッパリ頭に入って来ない、よい勉強法ってないものかな~という皆さん。
本書で勉強してみませんか!
『公認会計士試験・短答式 財務諸表論 理論科目集中トレーニング(令和2年版)』
石井和人(著)
いやいや、専門学校の肢別問題集、やっているし!
それと同じじゃないの?
と思われる方もいるでしょう。
肢別本は、非常に優れているとは思いますが、漫然と取り組むと、〇か×かに終始してしまい、肝心の知識が身につかない恐れがあります。
しかし、本書の問題は、すべて「誤り発見方式」、つまり誤った内容が記載されているところ、どこがどう誤っているかを考えて理解することで、知識がより定着するのです。
具体的に問題をみてみましょう!(本書から抜粋)
(問題)次の記述の誤りを指摘しなさい。
税効果会計基準
1.一時差異とは、貸借対照表及び連結貸借対照表に計上されている資産及び負債の金額と課税所得計算上の資産及び負債の金額との差額をいうが、将来の課税所得と相殺可能な繰越欠損金も、一時差異に含まれる。
金融商品会計基準
2.貸倒見積高を債権から直接減額した後に、残存する帳簿価額を上回る回収があった場合には、原則として特別利益として当該期間に認識する。
討議資料・財務会計の概念FW
3.討議資料「財務会計の概念フレームワーク」によると、取得原価とは、資産取得の際に支払われた現金もしくは現金同等物の金額をいう。