簿記・税理士・会計士受験生は必見! 誰でも電卓の達人になれる方法


身につければ「一生モノ」 電卓のワザ

電卓って、「このボタン、いつ押すの?」というキーや、液晶の下に横にスライドする「つまみ」があったりしますけれど、イマイチ使い方がわからないですよね。
とくに、メーカーや機種によって、配列やキーの有無が違ったりするので、自分にあった電卓を選ぶのも迷います。

でも、一度その電卓の機能や配列に慣れて達人になってしまえば、生涯、達人のママでいられるって思いませんか?

つまり、「早く覚えれば早く覚えるだけおトク!」ということ。
そのため、『会計人コース』でも何度か電卓の記事や特集を取り上げてきました。

ちょっと話は変わりますが、この時期、会計関連のAmazonランキングは「確定申告」関連本が上位を独占したりします。
そのなかで、最近、電卓の本がAmazonの分野別ランキングで上位にきていて、編集部で話題になっていたのが、『世界一やさしい電卓の教科書1年生』(脇田弥輝【著】、ソーテック社刊)。

「気になるなぁ」と思っていたところ…

な、な、なんと、著者の脇田弥輝先生が編集部宛てに見本として送ってくださりました!!

とても素敵なクリスマスプレゼント♪

早速、中を見てみたところ、(他社さんの本なのでとても悔しいですが…)受験生に役立つ内容が満載だったので、3つのポイントをご紹介します。

あなたを電卓の達人に導く3つのポイント

ポイント1:今さら聞けないことが盛りだくさん

受験生であれば知っていて当然のようなことって、今さら周りの人に聞けなかったりしますよね。本書は大きく1時限目から4時限目の構成になっていて、1~3時限目までは電卓の選び方や機能、操作方法や早打ちなど、その「なかなか聞けないこと」をわかりやすく解説しています。

とくに3時限目では、右手でタイピングする場合と左手でタイピングする場合の指の配置が紹介されていて、とても参考になりました。

ポイント2:カシオ派にも、シャープ派にも使える!

冒頭でも少し触れましたが、メーカーによってキーの配列や種類が異なるのが電卓の難しいところ。
そのため、知り合いや受験仲間に教えてもらおうと思っても、メーカーや機種が違うと、「そのやり方、この電卓ではできないのね…」となってしまうことも。

その点、本書では「カシオ派のやり方」、「シャープ派のやり方」といったように、2大メーカーどちらを使っている受験生にも、わかりやすく電卓の使い方を紹介しています。
押すキーは、順にアイコン形式で並べられているので、見ただけで直感的に理解できます。

カシオとシャープ、どちらの電卓でも使えるテクニック満載

ポイント3:論点別のテクニックが学べる

あくまで個人的な感想ですが、本書の一番のポイントは、論点別に電卓のテクニックが学べること。4時限目は、実際の検定試験で出てきそうな問題を例に、具体的にどうやって解いていくかがレクチャーされています。

「現金・預金」から始まり、「商品売買取引」「有価証券」「有形固定資産」…と続き、後半では工業簿記で使える電卓テクニックまで盛りだくさん。
この4時限目を繰り返し勉強すれば、体が(指が)解き方を覚えてくれそうです。


読んでみて、発売直後なのに話題になっている秘密が、少しわかったような気がします。

年末年始には、コタツに入りながら電卓の練習をしてみるのも、いいかもしれませんね。

◇ご紹介した書籍◇
『世界一やさしい電卓の教科書1年生』(脇田弥輝【著】、ソーテック社刊)


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