【イメージでつかむ会計基準】第17回:継続性の原則(1)


結婚相手の候補が2人いた場合、どちらか1人を選ばなければなりません。

選んだ結婚相手は世界で1番好きな人です。一生お付き合いをしていきます。

しかし、何らかの原因で添い遂げられないこともあります。その話は「第19回 継続性の原則3」で解説します。

企業会計原則・一般原則の五は「継続性の原則」です。これは、「企業会計は、その処理の原則及び手続を毎期継続して適用し、みだりにこれを変更してはならない。」というものです。

継続性の原則の前提として、1つの会計事実に対して2つ以上の会計処理や手続きの選択適用が認められている場合に対象となります。複数の会計処理や手続きの選択適用が認められる理由は、企業の業種・業態等、その実状にあわせた会計処理を行うことで、財務諸表に企業の実態をより適切に反映することができるようにするためです。

<ポイント>
継続性の原則は、減価償却や棚卸資産の評価(先入先出法、総平均法)等の計算例も学習しながら学習することで、理論が覚えやすくなりますよ。


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