つぶ問4-2(簿記論)―有価証券


「つぶ問」は、『会計人コース』2018年9月号~2019年8月号の連載「税理士試験 独学合格プロジェクト」簿記論・財務諸表論に連動してTwitterで週1回配信した問題です。「粒ぞろいな問題」を「つぶやく」ことから、「つぶ問」とネーミングしました。
合格には、勉強をしない日を作らないことと、スキマ時間を活用することが大切です。「つぶ問」は簿・財それぞれ平日1問ずつ更新していきますので、ペースメーカーとしてご活用ください<1‐1~11‐4(最終)>。

【問題】次の有価証券について、決算で必要な仕訳を答えなさい。なお、取得原価はすべて取得時の価額である。

銘 柄 取得原価 前期末
時価
当期末
時価
備  考
A社株式 6,000 発行済株式の
40%保有
B社株式 4,000 3,800 3,700 長期投資目的
C社社債 3,800 3,900 満期保有目的

①A社株式は財政状態の悪化により実質価額が低下しており、A社の純資産は5,000千円である。
②B社の処理にあたり、部分純資産直入法を採用している。なお、前期末の時価の洗替処理は行っていない。
③当期首に額面:4,000千円、利率:年5%、利払日:毎年度末、償還期限:当期首より2年後の条件で取得したものである。償却原価法(利息法、実効利子率は年7.8%)により処理する。なお、当期末に受け取った利息は仮受金で処理してある。
(ヒント:4,000×5%=200、3,800×7.8%=296)


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