つぶ問3-2(簿記論)―割引計算

つぶ問で合格

「つぶ問」は、『会計人コース』2018年9月号~2019年8月号の連載「税理士試験 独学合格プロジェクト」簿記論・財務諸表論に連動してTwitterで週1回配信した問題です。「粒ぞろいな問題」を「つぶやく」ことから、「つぶ問」とネーミングしました。
合格には、勉強をしない日を作らないことと、スキマ時間を活用することが大切です。「つぶ問」は簿・財それぞれ平日1問ずつ更新していきますので、ペースメーカーとしてご活用ください<1‐1~11‐4(最終)>。

【問題】
以下の〔文章〕を読んで,各設問に答えなさい。なお,解答字数に制限はない。

〔文章〕割引計算という計算技法においては,「将来キャッシュ・フロー÷(1+年利)」によってn年後に生じるキャッシュ・フローの現在価値が計算される。例えば,年利6%とした場合,現在時点から3年後に生じるキャッシュ・フローの現在価値は,(1+0.06)で除算することで求められる。

(問1)「年利〇%」という計算条件が与えられた場合で,現在時点から「半年後」に生じるキャッシュ・フローの現在価値はどのように計算すればよいか,説明しなさい。

(問2)X1年4月1日(期首)に,リース期間を3年とするファイナンス・リース契約を締結した。リース料はX1年4月1日を初回とし,毎年4月1日に133,100円を支払うこととなっている。割引率を年10%とした場合,X1年4月1日(契約日)におけるリース料総額の現在価値を計算しなさい。

(問3)リース料総額の現在価値など,割引現在価値を計算する問題では計算ミスが起こりやすい。どうすれば計算ミスを減らすことができるか,考察しなさい。


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