【簿・財】間違えてはいけない重要論点 最終チェック20問 ⑰剰余金の配当


平井 孝道
(株式会社M-Cass 代表取締役)

 税理士試験(簿記論・財務諸表論)まで毎日(土日祝日を除く)出題!
 
 専門学校や大学で、簿記検定講座(3級~1級)や税理士講座(簿記論)、公認会計士講座(財務会計論・管理会計論)など15年を超える指導経験をもつ平井孝道先生に、実際の本試験の問題を改題のうえ、頻出の典型論点を20題作成していただきました。

問 題

 当社は、下記のような剰余金の配当を定時株主総会で決議した。この場合の仕訳を示しなさい。

 ⑴ その他資本剰余金1,000千円及びその他利益剰余金1,000千円から配当の実施

 ⑵ 会社法規定の最低限による準備金の積み立て

 ⑶ 資本金40,000千円、資本準備金8,000千円、利益準備金1,600千円

解 答

(借)その他資本剰余金 1,100
   その他利益剰余金 1,100
 (貸)未払配当金 2,000
    資本準備金 100
    利益準備金 100

・(1,000千円+1,000千円)÷10=200千円
・基準資本金額:40,000千円÷4=10,000千円
・準備金要積立額:10,000千円(資本準備金8,000千円+利益準備金1,600千円)=400千円
・200千円<400千円 ∴ 200千円(資本準備金から100千円、利益準備金から100千円)

【PROFILE】
平井 孝道(ひらい・たかみち)
株式会社M-Cass  代表取締役
日商簿記検定1級合格、税理士試験2科目合格、公認会計士試験合格。専門学校や大学で、簿記検定講座(3級~1級)や税理士講座(簿記論)、公認会計士講座(財務会計論・管理会計論)などの15年を超える指導キャリアをもつ。

※ 本記事は、会計人コース2020年8月号収録「簿・財 間違えてはいけない重要論点 最終チェック20問」を編集部で再構成したものです。


バックナンバー
現金過不足の処理
銀行勘定調整の処理
定期預金の処理
期末商品評価の処理
貸倒引当金の処理⑴
貸倒引当金の処理⑵
投資有価証券の処理
減価償却の処理(1.耐用年数の変更)
減価償却の処理(2.減価償却方法の変更)
リース取引⑴
リース取引⑵
資産除去債務
減損会計
為替予約(振当処理)
退職給付引当金
賞与引当金


関連記事

ページ上部へ戻る