【会計士合格体験記】新卒入社の会社を退職して専念受験生に。三振リーチで一念発起!


飯田 大賀(27歳)

【受験情報】
・受験履歴:2021年12月短答× 2022年12月短答× 2023年5月短答〇 2023年論文× 2024年論文× 2025年論文〇
・学習スタイル:クレアール(働きながら、短答1回目)→LEC(受験専念で、短答2,3回目&論文1,2回目)→TAC(受験専念で、論文3回目で合格)
※新卒で約半年間働いた会社を退職して、専念で約4年間勉強。
▶サムネイルはテキストのマーキング作業に愛用していたフリクションシリーズ(本人提供)。

会計士を目指したきっかけ

新卒で入社した食品会社で、品質管理の仕事をしていました。
その中で、製品の信頼性を保証したり、工場の仕組み作りに関わる業務に携わりました。

また、大学3年生の頃から日商簿記の勉強していて、製造工程の原価計算に関心がありました。

その中で、会計知識を使って、監査・内部統制業務を行う公認会計士の仕事に魅力を感じて、志そうと思いました。

具体的な学習方法や学習計画

短答

入門期は、主に財務会計論と管理会計論のテキストの例題レベルの問題が解けるようになることを意識していました。

次に、監査論や企業法などの理論科目の講義が始まったら、午前中に計算科目をやって、午後に講義を消化しつつ一問一答形式の問題集でアウトプットを心がけました。

そして直前期は、計算科目・理論科目ともにテキストを中心に基礎的な知識の再確認に努めました。

論文 

まず入門期は、主に租税法と経営学の計算に力を入れていました。
また、財務会計論と管理会計論の計算は答練を解きながら、テキストに戻る作業を心がけていました。

一方、監査論や企業法などの理論科目は、まず講義を受講してお作法のようなものを学び、再度知識のインプットに努めてから、答練に臨むよう心がけました。

直前期は、租税法と経営学の理論を固め、短答科目はバランスよくテキストを中心に基礎的な知識の再確認に努めました。

父の死、三振の恐怖というWの衝撃を乗り越えて

私は大学時代に日商簿記の勉強を始めてから、公認会計士試験に合格するまで約5年ほどかかりました。
それは、短答式試験と論文式試験をそれぞれ3回ずつ受験したからです。

何故、受験期間が長期になってしまったのか。

まず、人の言うことに素直に耳を傾けなかったからです。
予備校の講師の先生方は、色々な受講生を見てきた中で、必ずその人にピッタリの学習方法を模索してくれます。

私の場合、短答及び論文の2回目の受験で答練ベースの学習をして失敗してしまい、その際、色々な講師の先生方に相談したところ、再度テキストをベースに基礎的な知識の習得に努めるようアドバイスを頂きました。
テキストを使った基礎の見直しにあたり、単に字面を追って暗記するだけでなく、可能な限り何故そうなるのか?を考えて、自分の言葉で納得できない箇所は、講師の先生に質問して理解を深めるよう心がけました。
それを実践したおかげで、それぞれ3回目の受験で合格できました。

また、「勉強に専念できる環境は恵まれていることなのだ」と、改めて認識し直したことです。

仕事を退職して専念して勉強していると、逆に勉強ばかりやっていて飽きてくるタイミングは必ずやってきます。

その際に、サボってスマホで動画を見たり現実逃避をしていると、今の生活を支えてくれている家族や親戚に急に申し訳なく思えてきました。

私の場合、2025年の2月に父を亡くし、かつ論文三振がかかって、経済的に困窮していたので、論文式試験に合格するなら試験制度が変わる前の今回でなければならないと思い、途中で何度もくじけそうになりながらも、最後まであがき続けた結果無事合格することができました。

5年間という長丁場を乗り越えられた理由

勉強が辛くなったり、逆に予備校の答練・模試で結果を出せた際は、一旦机から離れて息抜きをするように心がけていました。

例えば、ご飯を食べたり、映画を見たり、ドライブをして自然を見たり、公認会計士になったら何をやりたいのかなどを考えるようにしていました。

また、マイルールというほどではないのですが、睡眠はきちんと毎日8時間以上取るように心がけていました。

(試験勉強の息抜きに、親戚の方が美味しいお店に連れて行ってくれて、よくご馳走してくれました。)

最後に

私は、家族や親戚、講師の先生など様々な方々の支えがあったからこそ、公認会計士試験に合格することができました。

この試験を通じて感じたことは、人は一人では生きていけず、他人の協力があってからこそ初めて豊かな人生を送ることができるのだということです。

今度は、私を支えて下さった方々に恩返しをするとともに、クライアントや社会のニーズに応えていくことのできる、思いやりと優しさを兼ねそなえた公認会計士を目指していきたいと考えています。


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