【税理士合格体験記】学生起業の社長が24歳で結婚して一念発起!妻と二人三脚で簿財合格を勝ち取る


三浦光希@積立てるぞう(25歳)
Kajiba(株)代表/五島税理士事務所勤務

<受験情報>
合格科目、合格年:令和6年簿記論・財務諸表論合格
学習スタイル:独学→TAC新宿速習コース+かえるの財務諸表論オプション講座

税理士を目指したきっかけ

不安定なSNSアフィリエイト事業で学生起業。
そこそこうまくいき、2期目は年商1200万円フォロワー16万人に!
しかし、これ以上伸びる未来が見えず、不安に。

そんな不安が残る中、24歳で結婚。妻は体調不良のためほぼ専業主婦。
このままでは将来、貧困生活になるかもしれない…」
家族を養う者として、安定した事業を1つ持つ必要があると思い、以前から興味のあった税理士を目指すことにしました。

一発合格のための「8つの掟」

【前提】勉強時間
合計勉強時間…1,251h33m
簿記論→566h32m
財務諸表論→649h51m
その他→35h10m
※簿記の資格取得を含めると+100hくらい

あくまでn=1の具体例でしかないですが、参考になれば幸いです。

①インプットは爆速で。忘れたらまた見ればOK

まずはインプット期。僕は3ヶ月ほどの独学期間を経て、3月にTACの速習コースに入学したので、3-4月で基礎のインプット講義を全て見ました。
たまに校舎へも行っていましたが、この頃は基本オンラインにて倍速で講義を消化していました。

講義が溜まると辛くなるので、とにかく理解度が低くても消化することを意識しました。

②答練は教室で解

答練期が始まって重要視したのは、とにかく教室で受けること。
周りの電卓の音や紙をめくる音、時間の管理や机の広さなど、本番に近い状況に慣れる練習をしていました。

③模試は受けられるだけ受けろ

模試はTAC・大原・LECのものを受けました。

結論、模試は3つ受けて良かったです。
なぜなら大原とLECの模試から本試験問題が出たから。

🔻詳しくはコチラ
https://kajiba.co.jp/zeirishi_kyozai/

④外販も余裕があるなら解け、ただし…

会計人コースさんの税理士試験直前予想問題集やネットスクールさんのラストスパート模試など、有名どころの答練形式の物は全て買い、解きました。
もちろんここからも本試験出題があったのですが、ここまで広げると人によっては消化できない場合があるので、無理に解かなくてもよいかもしれません。
ただ、もちろん解けば合格確率は高まります。

⑤大原の生徒とも交流

税理士試験の大手予備校と言ったら大原とTAC。
この2つの予備校の生徒が解けない問題は落としてOKです。
と言う事で、大原に通っている方とXで知り合い、情報交換をしました。
これも合格確率を高めるために有効だと思います。

⑥答えは問題文にある。「謙虚」の精神

これは実務でも大切な考え方なのですが、税理士試験の問題の解答は、問題文の中にヒントが散りばめられています。
「自分はこうだと思う!!!」「は?違うの?悪問じゃ~ん」
こうなるともう、点数が上がりません。

問題文と謙虚に向き合う。
これはメイン予備校よりもある意味でお世話になったかえる先生から教わった心構えです。

⑦SNS発信でモチベーションを上げろ

これは向き不向きあると思うのですが…

僕はどんな点数でも答練の点数を投稿すると決め、点数を上げていきました。
Xだと、点数が多い方がいいねが付きます(笑)。
そのため、承認欲求をガソリンにして、モチベーションアップしていました。

⑧職場選びはとても大切

僕は税理士事務所でバイト(当時)をしながら簿財に合格したのですが、かなり労働時間の調整をしてもらいました。
7月はほぼ出勤せずに勉強漬け。
職場が応援してくれないと、合格難易度は一気に上がるでしょう。

妻と共に歩んだ税理士試験

講師の方や職場の上司をはじめ、たくさんの方のお世話になりましたが、最も迷惑をかけたのは新婚の妻です。

新婚でたくさん遊びたいであろう気持ちを我慢してもらい、僕の勉強のサポートをしてくれました。
家事はほぼ任せていました。
それだけでなく、理論暗記の相手もやってくれましたし、頭がパンクしそうになった時は栃木日光まで車を運転してプチ旅行に連れて行ったりもしてくれました。

夫婦の時間を取れず、時には喧嘩になってしまうこともありましたが、今となってはいい思い出です(まだ試験は残っていますが)。

受験当時からXをフォローしてくれていた方はご存じだと思いますが、試験直前期は絵描きの腕を発揮し、日めくりカレンダーも作ってくれました。

試験当日の「今日までの努力 私は全部見てたよ いってらっしゃい」は、前泊していたホテルで見て気合いMAXになったことを覚えています。

今は年収300万円にも満たない東京貧困生活ですが、早く税理士になり収入を上げて、妻に恩返しします。
まだ迷惑をかける時期ですが、令和7年の消費税法に合格し、フィニッシュしたい所存です。
家族のためにも、消費税法も一発合格します!

別視点からの簿財の振り返り記事を自身のブログでも公開しています。

ご興味ある方は是非合わせてご覧ください。🔻
https://kajiba.co.jp/zeirishi_bozai2024/


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