#たねだぼき
種田有紀
連載のねらい
本連載「仕訳に強くなる! #たねだぼき教室」では、仕訳を中心に日常的に簿記に触れることで、「簿記の感覚を養う」ことを目的としています。
基本的には平日1日1問、簿記2、3級の仕訳を中心に問題をアップする予定です。
【連載「#たねだぼき教室」バックナンバー】
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第10回 第11回 第12回 第13回 第14回 第15回 第16回 第17回 第18回 第19回 第20回(最終回)
「よし!」と、意気込んで問題を解くというよりも、気軽に問題に触れる中で、自分の知識が定着していないところや、理解ができていないところを把握して、テキストなどに戻って学習し直すきっかけにしてください。
さらに、YouTubeチャンネル「#たねだぼき」の解説動画を見て、「勘定科目は何か」「勘定科目が簿記の5要素(資産・負債・純資産・収益・費用)のどれに該当するのか」を中心に、知識の整理に役立てましょう。
ご存知の方もいらっしゃるとおり、日商簿記検定では、2020年12月から3級・2級でネット試験が導入され、それに伴い、試験の出題傾向も大きく変わりました。
特に、3級では「仕訳」の問題が占める割合が大きく、100点満点中、配点が45点も割り振られています。
また、2級でも2時間から1時間30分と「試験時間が短く」なり、早く正確に解答することが求められるようになりました。
本連載が、検定試験の受験生に必要な知識の整理のみならず、以前に学習をしたけれども簿記から離れてしまった方にとっても再度簿記に触れる機会になれば幸いです。
簿記は、会社のお金の流れを記録するものですが、お金は会社に限らず、私たちの日常生活の中でも欠かせないものです。
ぜひ、簿記の知識や考え方をご自分のものにして、実生活でも役立てていきましょう!
<執筆者紹介>
種田 有紀(たねだ ゆき)
大学在学中に日商簿記検定1級合格。在学中は大手資格予備校での教室運運営などに従事。卒業後は、会計事務所勤務中にセミナー講師や内部統制の相談、クライアントの経理指導等を経験。その後、商工会議所の教室で日商簿記検定講座や日商PC検定を含むパソコン講座で受講生の学習指導・サポートを経験。現在は株式会社東京リーガルマインドの専任講師として日商簿記検定講座を担当。
Twitter:
種田有紀(@boki_taneda)
#たねだぼき(@tanedaboki_now)
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