
H.O(30代/地方公務員)
【受験情報】
受験履歴:R5簿記論(2回目で合格) /R5財務諸表論(1回目で合格)/R7固定資産税(2回目で合格)
受験スタイル:受験1年目は予備校利用(通信)、2年目以降は直前期のみ予備校利用
市役所勤務からのキャリアチェンジを目指して
私は、大学卒業してから現在に至るまで、市役所に勤務しています。
これまで、2回の異動を経て、3つの部署(税、児童福祉、困窮支援)を経験してきました。
入庁して間もないころは、仕事を覚えることに必死でしたが、3年目頃、「この仕事で自分は成長出来ているのか?」疑問を感じるようになりました。
転職活動を行った時期もありましたが、結局転職はせず、その時も自分に対して「何がしたいのか?どんな人間になりたいのか?」と自問自答する日々を送りました。
結果、「プロフェッショナルとして専門性を追求したい!」との結論に至りました。
そして、自分は「働きながら目指せる最も難しい資格が“税理士”」と考え、覚悟を決め、勉強を始めました。
具体的な学習計画や時間
平日は朝1時間、仕事後2~3時間程度勉強し、休日は5~6時間程度勉強していました。
3月までは、インプットを中心に個別問題を繰り返し解き、4月以降は総合問題を中心に解きました。
固定資産税の理論については、Aランクは当然ですが、Cランクまで全て暗記し、6月以降は理論テキストのアウトプットだけでなく、過去問のアウトプットも増やしました。
一方、固定資産税の計算問題は、難易度こそ決して高くはないですが、ケアレスミスが許されないことが多いです。
そのため、春先には多くの受験生が本試験レベルまで仕上げてきていると思います。練習問題を解くときは常に本試験を意識し、ケアレスミスがあった際は、強く反省することを心掛けてきました。
初学受験の不合格を受け、試みた工夫と改善
固定資産税の勉強は令和5年9月から開始しました。
令和6年6月に実施されたTAC税理士全国模試では、全国17位の成績を取り、A判定でした。
判定ベースでいえば、合格可能性は80%程度あったはずなのですが、本試験では計算ミスを犯し、結果的に不合格となりました。
その経験を踏まえ、「本試験は絶対に緊張するものであり、同じことを二度しないためには、同じように勉強を続けるだけでは効果が期待できない」と考え、翌年度の試験に向けて、様々な工夫を試行錯誤しました。
その工夫を自分のかたちとして確立した結果、ミスがほとんど無くなり、令和7年度の全国模試では全国2位を取ることができました!
以下、私の取り組んだ工夫について、記します。なお、このような工夫をしている受験生は模試及び本試験を含め、1人もいませんでした。
色ペンを使いこなす!
私は蛍光ペンを3~4色程度、常に使用していました。例えば、家屋の図解が資料で与えられた場合、居室部分には黄色で着色、居室以外には緑色で着色することで、可視化され、文中にも同様に同じ色でマーキングすることで、戸数を間違えることは、まずありません。また、独立区画ではなく、個別登記により区画されている場合は、その界壁を赤線で塗ることで、区画を見やすくできます。
このように白黒の問題用紙を自分のルールに基づいて、多色展開することで、直感的にミスに気付くことが増えました。
試験日、注意事項を当日にメモ書きでまとめる!
本試験当日、私は1時間程度、自分自身に対する注意事項をまとめました。これは、直前にやることで、自分に対する意識付けにつながると考えたからです。以下、当日に記したこと(一部)を記載します。
➣冷静にゆっくり問題を読みなさい。
➣解答用紙の単位確認!円を書く!
➣免税点の判定で1呼吸!
➣新築住宅の軽減は最後に必ず確認すること! Etc…
ミニ税法は満点(計算)勝負ではなかった!
自身の試験結果をもって証明したので本当です。
私は令和7年度の本試験において、理論の2つの大問は概ね満点、計算の大問1は満点、大問2は最終値を全て間違えました。
この年の計算問題は、資料から特例率を正確に読み取る必要があったのですが、条文における「条、項、号」の正確な読み取りに時間を要しました。
その焦りが尾を引いたため、結果、飛行場にかかる配分ミスを行い、最終値を全て間違えるという結果になりました。
直前期の過ごし方
正確なアウトプットは当然です。
加えて、体調を崩さないよう、栄養バランスを考慮した食事や適度な運動等、試験当日に最高のコンディションで受験できるよう努めました。
ミニ税法の受験を検討している方へ
ケアレスミスで悩んでいる受験生は数多くいると思います。
もし結果が出ずに悩んでいる受験生がいるならば、すぐに見切りをつけて他の科目にいくのではなく、まず工夫をしてみてください。
工夫をした結果、効果がなければそれまでですが、きっと効果はあると思います。
なぜなら、受験会場に文具を持ち込んでいる受験生は私以外誰もいませんでしたから。











