
YU ME NO U E(税理士)
【編集部より】
税理士試験まであと少し。本企画では、『税理士試験全11科目のすごい勉強法』の執筆陣からの応援メッセージを掲載します。
どうもーYU ME NO U Eです。
受験生の皆さん、いよいよ、試験本番ですね!
体調はいかがですか?
どんな状況でも、ベストコンディションと思いこんでいきましょう。
ダメだったときの予防線なんて要りません。
全力を出し切りましょう!
試験前日は最高のゴールデンタイム
試験前日、体調管理も大切ですが、最後の仕上げをする日でもあります。不安な論点、もう一度確認したい項目、出題されそうな予想問題・・・今日勉強したことは、そのまま本試験に持っていけます。この最高のゴールデンタイムに、最後の仕上げをしましょう。
緊張で机に向かって勉強しても頭に入ってこなかったり、確認したいことが多すぎてやりきれなかったら逆に不安になるかもしれません。だからこそ、まずは今日一日のやることを決めて、決めたら目の前の一問に集中しましょう。
あとは特別なことはせず、いつもどおりの一日を過ごして本試験に備えてくださいね。
試験会場と持ち物の確認 ~準備に不安なら玄関を出てみる~
当日に手間取らないよう、試験会場への道順と持ち物は前日に確認をしておきましょう。
私は特に緊張するタイプなので、当日と同じ時間帯に実際に会場へ行っていました。
電車の混み具合や気温などもわかるので、会場まで汗をかくからタオルをもっていこうとか、このルートなら傘はいらないな、などと判断することができます。
過去に、私が愛知大学(名古屋)で受験した際の道順をレポートしたブログ記事があるので参考にしてみてください。
https://ameblo.jp/yumenoueyumenoue/entry-12687035746.html
また、試験当日には会場前に受験予備校の方が当日の予想問題や最終チェック等を配っていたりします。そういったものを見る/見ないも事前に決めておくと、自分のルーティーンを守れると思います。
持ち物については、どれだけ確認しても不安になってしまいますよね。そんな私のような心配性の方にお勧めの方法があります。それは、荷物を準備したら「本当に玄関を出てみる」です。
リュックに荷物を入れるだけではだめです。
本当に玄関を出てみるのです。
「玄関を出ることができた!」という体験で、不思議と自信が出てくるんですよね。
私みたいな心配性の方はぜひやってみてください。
📌 本試験 持ち物リスト(参考)
◎ 必須
- 受験票
- ボールペン
- 電卓
- 時計またはストップウォッチ(音が鳴らないもの)
- 財布(交通ICカード・現金・クレジットカードなど)
〇 必要に応じて
- 修正テープ
- ホッチキス
- 学習ツール(要点まとめ、ミスノートなど)
- マスク
- ハンカチ・タオル
- 上着やカーディガン(冷房対策)
- 傘、日傘
- 飲み物(ペットボトルはラベルやカバーを外す)
- 軽食(ようかん・チョコ・ゼリー飲料など)
練習は本番のように、本番は練習のように
これまでの勉強でやってきたこと以上のことは本試験ではできません。一方で、本試験までに答練や模試を解き直して合格レベルの点数を取れるようになっているはずです。つまり「いつもどおり」の力を発揮できれば十分に合格できます。
それに本試験の後に「いつもどおりの力が出せた」という人はむしろ少数です。いつもどおりの力が出せれば、それだけで合格ボーダーラインを超えられる。今までやってきた勉強を信じて、自信をもって本試験に臨みましょう。
もし、緊張して頭が真っ白になったり、手が止まってしまっても大丈夫。模試などでも同じような経験をして乗り越えてきましたよね。深呼吸して、立て直せばいいんです。
そして「いつも以上」は「いつもどおり」の延長線上にあります。これまでの積み重ねの上に、ここ一番の集中力と粘りを重ねれば「いつも以上」の力が発揮できます。焦らず自分の積み重ねてきたことを信じて置いてきましょう。
「練習は本番のように、本番は練習のように」
ここまで積み上げてきた努力、そして支えてくれた家族や仲間への感謝の気持ちを力に変えて頑張りましょう!
受験生のみなさん、応援しています!
YU ME NO U E
税理士(R2官報合格)、中小企業診断士。元自動車メーカーエンジニア。メモリーツリーを駆使し、社会保険労務士試験、宅地建物取引士試験など多数資格試験にも合格。著書に、『税理士試験 税法理論のすごい暗記法』、『税理士試験 全11科目のすごい勉強法』、『社労士試験 この勉強法がすごい!』がある。