<連載8>税理士試験・会計士試験・簿記検定 重要論点「一般原則ほか」集中ゼミ(第28回)ー会計情報の質的特性、会計公準(復習)

集中ゼミ

穂坂 治宏(税理士)

◎連載のねらい
・1日1問、各論点の穴埋め問題を解くことで、各論点のキーワードを押さえるようにします。
・これにより、財務会計の理論・計算の基本的な考え方を理解できるようにすることが目標です。

Q1 投資者の投資( ① )に役立つ会計情報の提供が財務報告の主たる目的であり,会計情報の質的特性としては,意思決定有用性が最も重視される。★

A
① 意思決定
*概フレ 第2章1

Q2 意思決定との関連性意思決定目的に( ① )する情報である特性である。★

A
① 関連
*概フレ 第2章2

Q3 信頼性は一定の水準で( ① )できる情報である特性である。★

A
① 信頼
*概フレ 第2章2

Q4 内的整合性は既存の会計基準を支える考え方と( ① )しない特性である。★

A
① 矛盾
*概フレ 第2章9

Q5 比較可能性は,会計情報が( ① )比較や( ② )比較の障害とならないように会計情報が作成されていることを要請するものである。★

A
① 時系列
② 企業間
*概フレ 第2章11

Q6 会計公準とは,会計の基礎的な前提である。代表的な会計公準に会計の計算は企業( ① )を対象に行うという企業実体の公準,企業は継続的に事業活動を営むため,会計の計算は( ② )ごとに行うという会計期間の公準継続企業の公準),会計の計算は( ③ )で行うという貨幣的測定の公準がある。★★

A
① 実体
② 期間
③ 貨幣額

〈執筆者紹介〉
穂坂 治宏
(ほさか・はるひろ)
税理士試験の簿記論と財務諸表論の受験指導をしている税理士。ネットスクールで簿財(標準)を担当。本誌「会計人コースWEB」への執筆も多数。著書に『ど素人でもわかる簿記・経理の本』(翔泳社)などがある。

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note
「資産の評価は原価か、時価か-混合測定という考え方」「リサイクリングは何がわかりにくいのか?」など、受験生が理解しにくい論点などの解説が掲載されています。

*本連載は、会計人コース2020年6月号付録「スリー・ステップ式財表理論パーフェクトNavi2020」の一部を再構成したものです。


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