長島 正浩(茨城キリスト教大学教授)
連載のねらい
会計士試験、税理士試験、簿記検定試験において、計算・理論ともに会計基準の重要性は出題傾向から考えるというまでもないでしょう。
しかし、範囲は膨大。
やみくもに暗記しようとしても挫折する可能性が高いと思われます。
そこで、本連載では、会計基準のコアとなる考え方を中心に、穴埋め、比較的短い記述式の理論問題を下記の論点について、平日1日1問、約1年間提供していきます。
問題は、ごく短時間(1問1分以内)で解けるような比較的小さい問題で構成されていますので、通勤・通学時のスキ間時間の有効活用に最適です。
なお、単に問題と解答をみて暗記するのではなく、「なぜそう考えるのか?」について、基準等の原文や、基本書(本書では、適宜桜井久勝著『財務会計講義(第23版)』の参照頁を示します)、そして長島先生の一言コメントをもとに、考えてイメージしていきましょう(特に長島先生の一言コメントは必見!)。
これにより、会計基準等への理解が進み、理論のみならず計算の背景も押さえられ、計算力UPにもつながるでしょう。
そのうえで、何度も繰り返し読んで(場所によっては声を出して読んで)、暗記してしまえればさらにGood!
ぜひ本連載を有効に活用して、実力UPをはかりましょう。
<全体構成> 1 キャッシュ・フロー計算書 2 一株当たり当期純利益 3 金融商品会計 4 棚卸資産会計 5 収益認識会計 6 リース会計 7 固定資産の減損 8 ソフトウェア会計 9 研究開発費会計 10 繰延資産 11 退職給付会計 12 資産除去債務 13 税効果会計 14 ストック・オプション会計 15 自己株式 16 準備金の減少 17 純資産の部の表示 18 株主資本等変動計算書 19 企業結合会計 20 事業分離会計 21 連結会計 22 外貨換算会計 23 過年度遡及会計 24 包括利益 25 概念フレームワーク 26 企業会計原則・一般原則 |
(編集部)