今回、研究者1名、実務家2名の先生が新任となりましたが、弊社の執筆者である2名の先生について、簡単にご紹介します。
●石原裕也先生(専修大学商学部教授・一橋大学博士(商学))
一橋大学大学院商学研究科博士後期課程を修了され、高崎商科大学、帝京大学を経て現職。
単著としては『企業会計原則の論理』(白桃書房、2008年)があります。
弊社でも『会計における責任概念の歴史-受託責任ないし会計責任-』『会計学大辞典(第5版)』『全経簿記上級 商業簿記・会計学テキスト』等について分担執筆いただいています。
また、先生には弊誌でも「税理士・会計士受験ハイパー・トレーニングPLUS『簿記論』」(2011.9月号~2012.8月号)をはじめ、多数の記事を執筆いただいており、受験にも精通されている先生ですね。
(以下、あくまでも私見です)角ヶ谷典幸先生(一橋大学)が退任されて、石原先生が新任されたということは、担当科目は財務諸表論と思われますが、これまで書かれたものや大学院のシラバス等から考えると、細かい論点を知っているかを問うのではなく、大きな視点を基軸にして作問されるのではないかと予想しています。
●湊義和先生(税理士)
大学を卒業後、金融機関勤務を経て、税理士業界で仕事をされています。
(ご経歴は事務所HPをご参照ください)
先生には、弊社からは以下の書籍を刊行いただいています。
『所得税ハンドブック(令和3年度版)』(2021年)
『こんなにおもしろい税理士の仕事(第4版)』(2021年)
『家計を元気にする税金活用術』(2015年)
『Q&A 不動産税務ハンドブック』(編集代表、2009年)
税理士試験関係では、『こんなにおもしろい税理士の仕事(第4版)』に「第4章 税理士試験に合格するには?」という章があり、先生の考える「短期間で確実に合格する勉強法」が示されています。
ここでは、
「連続科目合格を続ける戦略を立てよ」
「3科目合格までいけばゴールが見える」
「働いている人の場合の必勝パターン」
「インプット時のオリジナルテキスト作成作業が最も重要」
「税理士試験問題の作成手順を知り対策を講じる」etc
数々のアドバイスが示されていますので、ぜひぜひご覧ください!