令和2年度(第70回)税理士試験出題のポイント~税法科目編


国税庁のウェブサイト令和2年度(第70回)税理士試験出題のポイントが公表されました。
科目ごとに概要をご紹介します。
詳細は、リンク先(科目名をクリック)の本文をご確認ください。
試験の振り返りや、今後の対策にお役立てください。

最後に、税法科目(1ページ目酒税法と国税徴収法、2ページ目住民税、3ページ目事業税と固定資産税)です。


酒税法

〔第一問〕

 酒類を製造しようとする者は、酒税法の規定に基づき、税務署長の免許を受けなければならない。

問1
酒税法に規定する免許の要件及び構造改革特別区域における清酒の製造体験のための酒税法の特例規定(構造改革特別区域法第27条)

問2
同条第9項における当該特例の承認が取り消された場合等の趣旨及びその法律効果

〔第二問

  1. 原料、製法等による酒類の分類
  2. 各品目の税率の計算方法
  3. 酒税の課税標準の規定や免税の規定
  4. 租税特別措置法に定める酒税の税率の特例の規定
  5. 戻入控除等の適用要件及び控除額の計算方法

国税徴収法

〔第一問〕
問1

公売における次順位買受申込者を決定する趣旨

問2

  1. 第三者の権利の目的となっている財産の差押替え及び相続人の固有財産の差押換え
  2. 交付要求の解除の請求

〔第二問〕

  • 換価の猶予(徴法151の2)を受けるに当たっての要件及び申請手続
  • 受けた後に適用される一連の制度(猶予の取消しの可否、納付計画の変更、猶予期間の延長)
  • 新たに発生した国税に係る猶予の措置

問1

設例における事実関係から、納税者の申請に基づく換価の猶予に関する要件及び手続

問2

設例における事実関係から、換価の猶予を継続するに当たっての措置


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