最後に、私自身の公認会計士論文式試験の受験経験を書かせていただきますと、合格した年は、実は、財務会計論については「テキストの例題」しかしていませんでした。
受験生の常識からすると、答練や模試を何度も回す、という勉強になるかと思いますが、過去の本試験を徹底的に分析し、財務会計論(要は基準というルールに基づく会計)という性質も勘案して、「結局は、基本の仕訳さえ押さえれば解けるな」ということに気づいたからでした。
なので、期首から期末までの一連の仕訳を基本テキストで習得することを心がけ、その分、空いた勉強時間を租税法における計算問題の学習に振り分けていました。
皆様が、私と同じ条件にあるかどうかは分かりませんが、ご参考にはなるかと思いますので、ぜひ、上記のポイントを上手く活かしていただき、今年度の論文突破を成し遂げてください。
合格後には、監査法人への就職活動や、実務補修所での勉強など、まだまだその先にやらなければならないことが待っていますが、普通の人では経験できないことが経験できるのが、この資格の魅力ですので、ぜひ、頑張ってください!
陰ながら応援しております!
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