1日3分でボーダー突破♪ 税理士試験 計算×理論30題―【6日目】商品売買(売価還元法)②


問 題
(目標時間:2分 難易度:中)

下記の資料により当期の売上原価と独立処理した場合の繰延仕入諸掛勘定の繰越額をそれぞれ求めなさい。

(資 料)

1 期首商品棚卸高は24,200円であり,前期から繰り越されている繰延仕入諸掛勘定の金額は4,360円である。なお商品の払出しは先入先出法による。

2 当期商品仕入高は320,000円であり,この商品の仕入のために57,600円の仕入諸掛費が発生しており,この仕入諸掛費の期末商品帳簿棚卸分の負担分は帳簿棚卸高を基礎に計算すると4,320円である。

3 期末商品の帳簿棚卸高は24,000円である。また実地棚卸高は23,000円であった。これらの金額はいずれも仕入諸掛費を含んでいない金額である。

4 また期末の商品は収益性が低下しており正味売却価額は20,000円と評価できる。なお商品評価損には仕入諸掛費を含めず原価からのみとする。

5 棚卸減耗費と商品評価損は,売上原価に算入するものとする。

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