経理パーソンはどうスキルアップしていけばいいの?


春は、気持ちもあらたに学習意欲が非常に高まる時期。

でも経理パーソンって、どう勉強してスキルアップしていけばいいの?という方も多いハズ。
資格?
英語?
それとも何?

そんな悩める経理パーソンの必読書があらたにできました!

『「経理」の勉強法:配属3年目から始める知識・スキルの身につけ方』
梅澤真由美(著)、本体2,300円+税

本書の目次は、次のとおりです。

第1章 今は経理パーソンが成長するチャンス
第2章 「社内・社外・将来」の3区分でキャリアを見直そう
第3章 |社内|日常業務でまだまだ磨けるスキル
第4章 |社内|自分の役割を定義しょう
第5章 |社外|メディアから専門情報を入手しよう
第6章 |社外|ビジネス一般情報や生情報との付き合い方
第7章 |社外|資格を実務に120%活かすには
第8章 |将来|あなたの成長計画に役立つ情報
付 録 3年目の経理パーソン向けおススメ書籍リスト

帯にもあるように、キャリアアップのメニューを「社内」「社外」「将来」の視点から多数提示しています。

経理パーソンであれば、グイグイ引き込まれる内容ばかりですが、以下私が特に興味深かった点をピックアップしてみましょう。

◆第2章「6 実は「語学」は要りません」
これは、IFRSの時代、また英語はビジネスパーソンの常識とも言われる中、衝撃ですね。
でも冷静になって考えると業務で必要って人は一握り。
そうではない方は、他のことに努力したほうがよいと指摘されています。

◆「第3章 |社内|日常業務でまだまだ磨けるスキル」
スキルアップというと、どうしても資格や語学等に目がいきがちですが、実は日常業務は「学びの宝庫」であり、まずはここから始めるべきというアドバイスですね。
そして、日常業務をもとにした具体的な方法まで提示されています。

第7章「2 経理のプロになるなら財務諸表論を」
本書では、仕事に活かすための勉強として、簿記2級と財務諸表論を奨めています。
この財務諸表論とは、税理士試験や公認会計士試験レベルのものではなく、財務諸表論の基本的な考え方を勉強しておきましょう、とのアドバイス。
その理由は、会計基準等に出ていないような事象に直面した際、その趣旨を踏まえて実質的な判断をする際、財務諸表論の考え方が必要とのご指摘です。

定番書、桜井久勝先生著『財務会計講義(第21版)』あたりを読んでおくとよいかもしれませんね。

「第8章 |将来|あなたの成長計画に役立つ情報」
ここでは、転職の例を交えながら、経理パーソンの成長戦略をどう考えるか具体的なアドバイスが示されています。
目先の業務や資格取得などについ目がいきがちですが、長期的な視点で考えることは重要ですよね。
それにしても「1 自分の成長は自分で叶える」の中で「上司には期待しないほうがいい」という指摘は胸にささりました。
詳しくは本書をご覧いただきたいのですが、期待されない上司や先輩にならないようにしなければいけないと強く思いました。
その意味では、本書は配属3年目ぐらいの方を主な対象としていますが、すべての経理パーソンに必読といえるでしょう。

この春、本書をもとに、将来を見据えて今何をすべきかを考えてみませんか?

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なお、経理パーソンの皆さんには、コチラもあわせてお読みください。
『「経理」の本分―部署の存在意義、業務の原則、部員の心得』
武田 雄治著、本体2,200円+税


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