【税理士試験・合格体験記】 通学・自習室の利用はせず時短を駆使して官報合格


1年目・簿記論

勉強を開始したとき,次男を妊娠中でした。

簿財セットで勉強される方が多いですが,私は仕事と長男の世話で忙しく,さらに産後暗記のために授乳中苛々したくないと考え,あえて簿記論のみを選択しました。

軽い気持ちでいたのですが,初めての実力テストが上位70%だったことで意識を改め,その後は上位3割以内をキープすることができました。
年明けに出産しましたが,次男はとても育てやすく,問題なく育児と勉強を両立できました。

簿記論は2時間という限られた時間内での取捨選択が重要なので,過去問で明らかな捨て問はやっていません。
基礎の徹底が大切だと思います

2年目・財務諸表論と消費税法

財務諸表論は,前年の簿記論を勉強していたため余裕があり,時間のほとんどを消費税法に費やしていました。

初めての税法で,自分の理論暗記法が正しいのかとても不安でしたが,私は視覚優位で情報を得るタイプだったため,たとえ時間がかかっても目で見て覚えた後に書き出して確認(直前期は暗唱も併用)していました。

暗記の方法はさまざまですが,私は最後までこのやり方だったので,結局は自分に合った方法が一番なのだと思います。この年,財務諸表論 は合格しましたが消費税法は不合格Aでした。


授業の理論範囲,通信資料の送付スケジュール,勉強時間などを書き込んでいます 。

3年目・消費税法

勉強方法は特段変えず,前年と同じやり方でした。

春に職場復帰したため,勉強時間は大幅に減少。
平日は朝3時半に起床,家事を終えて子供たちを起こす時間まで1時間半計算をし,通勤電車で1時間理論の確認。
帰宅後は疲れ切っているうえに,夫は毎日深夜帰宅で基本的に育児はワンオペだったため,平日夜間の勉強はしませんでした。

2年目なので理論も前年より精度が上がり,本番では柱上げや結論をすべて合わせることができました。計算は時間が足りなかったのですが,理論で稼いだおかげか結果は合格でした。


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