<税理士・会計士試験> クイズ感覚(間違いさがし)で学ぶ財表理論とは?


(解答)
1.将来の課税所得と相殺可能な繰越欠損金は、一時差異と同様に取り扱われるだけであって、一時差異には含まれない。(税効果会計基準第二・一・4)
 
2.貸倒見積高を債権から直接減額した後に、残存する帳簿価額を上回る回収があった場合には、原則として営業外収益として当該期間に認識する。(金融商品会計実務指針124項)

3.取得原価とは、資産取得の際に支払われた現金もしくは現金同等物の金額、または取得のために犠牲にされた財やサービスの公正な金額をいう。(討議資料第4章「財務諸表における認識と測定」第8項)

本書は、左頁に問題、右頁に解答・解説という体裁になっていますので、サクサク解けると思います。

左頁:問題、右頁:解答・解説

また、解説には根拠となる会計基準等が示されているので、『会計法規集』の原文を見ながら解き進めるとさらに効果UP!

理論の学習は会計法規集で

間違いさがしをクイズ感覚で解いていくと、苦手な理論も少し楽しくなるかも!

本書は会計士試験短答式対策を主眼にしていますが、もちろん税理士試験の財務諸表論にも非常に有効な書籍です。

令和2年版では、収益認識基準、時価算定基準もフォローされています。

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理論征服の救世主『会計法規集』の読み方・使い方❶

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