連載 『会計士・税理士・簿記検定 財務会計のセンスが身につくプチドリル』(第54回)ー 収益認識会計④


長島 正浩(茨城キリスト教大学教授)

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問題(空欄補充)

第2のステップは,契約において顧客への移転を約束した( ① )が,所定の要件を満たす場合は,それぞれを( ② )のものとして扱い,当該約束を( ③ )として識別する。( ③ )は顧客に( ① )を移転するという,契約に含まれる約束であるが,1つの契約に複数の( ③ )が存在することがある。( ② )の( ③ )と判断された場合,( ② )の( ③ )のそれぞれについて,収益認識の検討が行われる。

解答・解説

① 財又はサービス
② 別個
③ 履行義務

*収益認識会計基準32項,34項,35項
”さらにまた設例で押さえておく”(桜井23版,127頁「設例3」「設例4」)

◎復習しましょう!
1.CF計算書
2.一株当たり当期純利益
3₋1.金融商品会計①‐⑦
3₋2.金融商品会計⑧‐⑭
3‐3.金融商品会計⑮‐⑳
4-1.棚卸資産会計①‐⑥
4-2. 棚卸資産会計⑦‐⑫
第51回 収益認識会計①
第52回 収益認識会計②
第53回 収益認識会計③

〈執筆者紹介〉
長島 正浩
(ながしま・まさひろ)
茨城キリスト教大学経営学部教授
東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。簿記学校講師,会計事務所(監査法人),証券会社勤務を経て,専門学校,短大,大学,大学院において非常勤講師として簿記会計や企業法を担当。その後,松本大学松商短期大学部准教授を経て,現在に至る。この間35年以上にわたり,簿記検定・税理士試験・公認会計士試験の受験指導に関わっている。

*本連載は,『会計人コース』2020年1月号付録『まいにち1問ポケット財表理論』に加筆修正したものです。


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