【マイ・オフ・タイム】「食」は心と体の基礎


畠山亮洋

こんにちは畠山です。フリーランスの税理士です。私は、毎日「食事」「運動」「睡眠」にしっかり時間をかけています。これらが充実しているからこそ仕事も充実しています。「食事」「運動」「睡眠」の中で最も重要なのは「食事」です。食事は健康に大きな影響を及ぼします。食事が変われば人生が変わります。

暴飲暴食 の結果…

以前の私は仕事中心の生活で食事にまで気が回りませんでした。コンビニ飯と外食とお菓子が主食でした。積み重ねた暴飲暴食の結果、悪玉コレステロールと血糖値がとんでもない異常値になったり、大腸の手術をしたり、常にイライラしたりと、過去の不摂生が何倍にもなって自分に返ってきました。この状態になり不健康の原因は食事だとようやく気付きました。

世の中には体を壊す食事と体を作る食事があります。体を作る食事は心も体も元気になり、仕事や勉強のパフォーマンスも向上します。いい仕事をするためにも、私は食事にはこだわっています。

食事は、脳や臓器はもちろんのことメンタルにも大きく影響します。わかりやすいのは白砂糖です。白砂糖を摂取しないようになってからは、集中力の持続時間が長くなり、感情のコントロールも上手くできるようになりました。今は外食することはほとんどなく、毎日妻と一緒に楽しみながら作っています。三食自炊をすると時間はかかりますが、健康をはじめ多くのリターンがあります。食事は最も優れた自己投資だと思っています。

「食」へのこだわり

食材は自然栽培の野菜を取り寄せています。旬の食べ物を送ってくれて、自分では買わないような野菜も入っているので毎週楽しみにしています。調理器具は、鉄のフライパンと土鍋をメインに使っています。毎日自宅で玄米を精米して土鍋で時間をかけて炊いています。

調味料の種類はシンプルで塩、味噌、醤油、酒、みりん、酢、ごま油、菜種あぶら、オリーブオイルのみです。調味料にはそれぞれこだわりがあって、味噌だけで白味噌、麦味噌、豆味噌、米味噌、三年味噌の5種類を使っています。マヨネーズやドレッシング、顆粒だし、鶏ガラなどは使いません。だしは毎日昆布と干し椎茸からとっています。さらに最近では家庭菜園でハーブを育てています。良質な食材や調味料は、良質なサプリメントになります。

食事を改善してから心と体が別人のように元気になりました。毎日ごはんが美味しい、よく眠れる、働いても疲れない、仕事が早く正確になる、イライラしない、不安定にならない。これらはすべて食事による影響が大きいのです。

私は30代半ばにして、何を選択して食べるかが、その先の心と体に影響していることに気づきました。何かを成し遂げたいときこそ、食事を丁寧に大切にしてもらえたらと思います。皆さんの健康と幸せを祈ります。

〈執筆者紹介〉
畠山亮洋(はたけやま・あきひろ)
税理士
食品メーカーで営業、税理士法人で管理職を務めたのち独立。現在は、主に若手ベンチャー企業と外資系企業のサポートに従事。税務業務のみならず、業務フローの構築や、会社の仕組みづくりなど、クライアントと一緒に築き上げる仕事に力を入れている。趣味はイラストとウェイトトレーニング。マッチョ大会に出ようとしており日々マッチョ化。

※ 本稿は、『会計人コース』2019年9月号に掲載したコラムです。


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