【新春特別メッセージ2022】自分らしく働くために、今すべきこと（税理士・油谷景子）

【編集部から】
新年あけましておめどうございます。
「１年の計は元旦にあり！」ということで、多方面で活躍する会計人の先生方にメッセージをいただきました。
テーマは「自分らしく働くために、今すべきこと」。
メッセージを励みに、新たな気持ちで受験生活のスタートをきってください。
今年も頑張りましょう！

受験時代の頑張りが、税理士になってからの支えになる

明けましておめでとうございます。税理士の油谷景子です。

税理士資格を取得してよかったか？

答えは、イエスです。

特によかったことは、クライアント様の役に立ち、やりがいを感じながら仕事ができること。働き方の選択肢、そして生き方の選択肢が広がることです。

私は正社員として働きながら７年で５科目合格しました。その間、大変なときもありました。

しかし、そのときの頑張りがその後の四大事務所での勤務、独立後の私を支えてくれています。

受験時代にはぜひご自身の人生設計、キャリアプランを考えてみてください。

資格取得はゴールではなく、１つの通過点です。合格後も学びはずっと続きます。そして、資格は取ることが目的ではなく活かすためにあります。

ですから、将来独立したいのか、勤務であればどういう事務所で働きたいのか。どの分野を極めていきたいのか。また、今後どういうビジョンをもってどういう人生を歩んでいきたいのか。ぜひご自身と向き合い、紙に書き出してみてください。

そして、つらいとき、わからなくなったときに見返してみてください。

初心や目標を見失わずにいることができると思います。

大変なこともあると思いますが、振り返ったとき、つらさは覚えていなくて、頑張ってよかったと思える日がきます。応援しています。

＜執筆者紹介＞
油谷 景子（あぶたに けいこ）
高校２年生で簿記２級を取得。22歳から独立を考え、税理士事務所で正社員として働きながら７年で５科目合格し、税理士資格を取得。四大税理士法人等（東京・名古屋）で実務経験を積んだ後、名古屋市で独立開業し、中小企業を中心に税務会計サービスを提供。
税理士試験の合格税法科目：法人税法、消費税法、相続税法

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