連載 『会計士・税理士・簿記検定 財務会計のセンスが身につくプチドリル』(第120回)ー 税効果会計①


長島 正浩(茨城キリスト教大学教授)

*連載のねらいはこちら!

問題(空欄補充)

税効果会計は,企業会計上の(  ①  )又は(  ②  )と課税所得計算上の(  ③  )又は(  ④  )の認識時点の相違等により,企業会計上の(  ⑤  )又は(  ⑥  )の額と課税所得計算上の(  ⑤  )又は(  ⑥  )の額に相違がある場合において,法人税その他利益に関連する金額を課税標準とする税金(法人税等)の額を適切に(  ⑦  )することにより,法人税等を控除する前の(  ⑧  )と法人税等を合理的に(  ⑨  )させることを目的とする手続である。

解答・解説

① 収益
② 費用
③ 益金
④ 損金
⑤ 資産
⑥ 負債
⑦ 期間配分
⑧ 当期純利益
⑨ 対応

*税効果意見書一
『税効果ってどんな効果があるのかな?』

◎復習しましょう!
1.CF計算書
2.一株当たり当期純利益
3₋1.金融商品会計①‐⑦
3₋2.金融商品会計⑧‐⑭
3‐3.金融商品会計⑮‐⑳
4-1.棚卸資産会計①‐⑥
4-2. 棚卸資産会計⑦‐⑫
5‐1.収益認識会計①‐⑦
5₋2.収益認識会計⑧-⑫
6.リース会計①‐⑥
7.固定資産の減損①‐⑩
8.ソフトウェア会計①‐⑥
9.研究開発費会計①‐⑦
10.繰延資産①‐⑦
11.退職給付会計①‐⑥
12.資産除去債務①‐⑥

〈執筆者紹介〉
長島 正浩
(ながしま・まさひろ)
茨城キリスト教大学経営学部教授
東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。簿記学校講師,会計事務所(監査法人),証券会社勤務を経て,専門学校,短大,大学,大学院において非常勤講師として簿記会計や企業法を担当。その後,松本大学松商短期大学部准教授を経て,現在に至る。この間35年以上にわたり,簿記検定・税理士試験・公認会計士試験の受験指導に関わっている。

*本連載は,『会計人コース』2020年1月号付録『まいにち1問ポケット財表理論』に加筆修正したものです。


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