連載 『会計士・税理士・簿記検定 財務会計のセンスが身につくプチドリル』(第88回)ー ソフトウェア会計⑥


長島 正浩(茨城キリスト教大学教授)

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問題

資産計上したソフトウェアの取得原価はどのように償却されるか?

解答・解説

無形固定資産として計上したソフトウェアの取得原価は,当該ソフトウェアの性格に応じて,見込販売数量に基づく償却方法その他合理的な方法により償却しなければならない。ただし,毎期の償却額は,残存有効期間に基づく均等配分額を下回ってはならない。

*研究開発会計基準四5
『一種の生産高比例法と定額法の併用である』

◎復習しましょう!
1.CF計算書
2.一株当たり当期純利益
3₋1.金融商品会計①‐⑦
3₋2.金融商品会計⑧‐⑭
3‐3.金融商品会計⑮‐⑳
4-1.棚卸資産会計①‐⑥
4-2. 棚卸資産会計⑦‐⑫
5‐1.収益認識会計①‐⑦
5₋2.収益認識会計⑧-⑫
6.リース会計①‐⑥
7.固定資産の減損①‐⑩
第83回 ソフトウェア会計①
第84回 ソフトウェア会計②
第85回 ソフトウェア会計③
第86回 ソフトウェア会計④
第87回 ソフトウェア会計⑤

〈執筆者紹介〉
長島 正浩
(ながしま・まさひろ)
茨城キリスト教大学経営学部教授
東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。簿記学校講師,会計事務所(監査法人),証券会社勤務を経て,専門学校,短大,大学,大学院において非常勤講師として簿記会計や企業法を担当。その後,松本大学松商短期大学部准教授を経て,現在に至る。この間35年以上にわたり,簿記検定・税理士試験・公認会計士試験の受験指導に関わっている。

*本連載は,『会計人コース』2020年1月号付録『まいにち1問ポケット財表理論』に加筆修正したものです。


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