連載|税理士・会計士・日商1級 Quizuで簿・財:基礎力チェック!(第41回)ー繰延資産・無形固定資産④(復習)


穂坂 治宏(税理士)

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Q1 「将来の期間に影響する特定の費用」とは,すでに代価の支払が完了し又は支払義務が確定し,これに対応する役務の提供を受けたにもかかわらず,その( ① )が将来にわたって発現するものと期待される費用をいう。これらの費用は,その効果が及ぶ期間に合理的に配分するため,経過的に貸借対照表上繰延資産として計上することが( ② )。

A
① 効果
② できる

Q2 資産計上した場合に認められる償却期間を短い順に示しなさい。

① 償還期間6年の社債の発行費用
② 自己株式処分費用
③ のれん
④ 開発費

A
②→④→①→③

Q3 現行制度において資産性を有するが資産計上されないのれんの名称を示しなさい。

A
自己創設のれん

◎復習しましょう!(バックナンバー)
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第36回 減損会計基準③
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第38回 繰延資産・無形固定資産①
第39回 繰延資産・無形固定資産②
第40回 繰延資産・無形固定資産③

〈執筆者紹介〉
穂坂 治宏(ほさか・はるひろ)
税理士試験の簿記論と財務諸表論の受験指導をしている税理士(簿財法所消)。ネットスクールで簿財(標準)を担当。月刊誌「会計人コース」(現在は休刊)への執筆も多数。著書に『ど素人でもわかる簿記・経理の本』(翔泳社)などがある。

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note
「資産の評価は原価か、時価か-混合測定という考え方」「リサイクリングは何がわかりにくいのか?」など、受験生が理解しにくい論点などの解説が掲載されています。

*本連載は、「会計人コース」2019年3月号「忙しくても〈簿・財〉電卓いらずのちょい解きエクササイズ67」を大幅に加筆修正したものです。


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