専門学校講師が直伝!レベルアップする「答練」「模試」の受け方・活かし方


2 受験生へのアドバイス(特に独学の受験生へ)

 日頃より本誌「会計人コース」のカリキュラムに沿ってインプットや問題演習を経て、着々と実力を付けてきていることと思います。また豊富な誌上模試によって、総合問題への対策も充分行えているかと思います。
 
 直前期からはこれらの学習と並行して、専門学校での直前対策をご受講いただくことをお勧め致します。
 
 独学の方と専門学校に通われている方との最大の違いは、やはり「場馴れ」しているかどうかですよね。「百聞は一見に如かず」ではありませんが、机上で一人問題を解くのと、張りつめた雰囲気の中での問題解答は全く別物と考えた方が良いと思います。

 近くから聞こえてくる「電卓の音(隣の人の音が大きいと気になりますよね)」や問題をめくるときの「紙がこすれる音(雑にめくる方もいらっしゃいます)」など、普段と違う環境も是非とも体験いただきたいと思います。
 
 また、「会場模試」も確実に体験いただきたいものの一つです。本試験と同様の時間帯やルールに沿って実施したりします。当日「トイレが混む」とか、ご自身の「受験教室を探す」ところも体験できます。

◎本稿は『会計人コース』2020年5月号のサマリーになります。答練・模試への具体的な臨み方・解き方については、本誌で詳細に解説されていますので、ぜひご参照ください!

<執筆者>
根岸利行

資格の大原 税理士講座講師
講師歴27年。『なるほど!』と言ってもらえる具体例を考えることに命を燃やしている。最近は大学での講義が多く、中小企業を支える未来の若手税理士を増やすため、学生の心に魂を注入すべく日々奮闘中。

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