第70回(2020年度)税理士試験 試験委員発表! さて、どう勉強するか改めて考えてみよう。


ここでは、簿・財:学者の新試験委員について、少しだけ情報提供。

1 原俊雄先生
原先生に関連する書籍を3冊紹介します。

①原俊雄編著『簿記と帳簿組織の機能―歴史的・国際的視点から』中央経済社、2019年

昨年刊行した編著の研究書です。
ICT化が進展する中、帳簿組織はいかにあるべきか、過去・現在・未来、すなわち時間的分析の視点から検討を行い、現在については、諸外国の現状、すなわち空間的分析も行っています。
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②大藪俊哉編著『簿記テキスト(第5版)』中央経済社、2010年

原先生の師匠とご一門で書かれたテキストですね。
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③原俊雄・高橋賢編著『テキスト会計学講義』中央経済社、2018年

原先生は「第2章 複式記入の原理」を執筆されています。この20頁弱の内容が、簿記のコアと考えておられるものと思われます。
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2 勝尾裕子先生
ご単著はありませんが、共著の書籍では
『財務会計の理論と制度』共著、 中央経済社、 2018年
『アナリストのための財務諸表分析とバリュエーション』共訳、 有斐閣、 2018年
『新版 はじめて出会う会計学』共著、有斐閣、2015年
『会計基準研究の原点』共著、中央経済社、2012年
『日本の会計社会』共著、中央経済社、2009年
『詳解「討議資料・財務会計の概念フレームワーク」』共著、中央経済社、2007年
あたりでしょうか。

また一流の海外ジャーナルにも多数論文を掲載している非常に優秀な先生です。

留任されている簿記論:工藤栄一郎先生(西南学院大学)、財務諸表論:角ヶ谷典幸先生(名古屋大学)を含め、いずれも奇をてらった出題をされるとは思われませんので、基礎的な内容をコツコツ積み上げていきましょう!


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