連載 『会計士・税理士・簿記検定 財務会計のセンスが身につくプチドリル』(第44回)ー 棚卸資産会計⑦


長島 正浩(茨城キリスト教大学教授)

*連載のねらいはこちら!

問題(空欄補充)

棚卸資産については,原則として( ① )又は( ② )に引取費用等の付随費用を加算して取得原価とし,認められた評価方法の中から選択した方法を適用して売上原価等の ( ③ )と( ④ )の価額を算定するものとする。

解答・解説

① 購入代価
② 製造原価
③ 払出原価
④ 期末棚卸資産

*棚卸資産会計基準6-2項
 ”棚卸資産は費用に変化する”

◎復習しましょう!
1.CF計算書
2.一株当たり当期純利益
3₋1.金融商品会計①‐⑦
3₋2.金融商品会計⑧‐⑭
3‐3.金融商品会計⑮‐⑳
4-1.棚卸資産会計①‐⑥

〈執筆者紹介〉
長島 正浩
(ながしま・まさひろ)
茨城キリスト教大学経営学部教授
東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。簿記学校講師,会計事務所(監査法人),証券会社勤務を経て,専門学校,短大,大学,大学院において非常勤講師として簿記会計や企業法を担当。その後,松本大学松商短期大学部准教授を経て,現在に至る。この間35年以上にわたり,簿記検定・税理士試験・公認会計士試験の受験指導に関わっている。

*本連載は,『会計人コース』2020年1月号付録『まいにち1問ポケット財表理論』に加筆修正したものです。


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