税理士試験まで4ヵ月! 直前期に何をする?


編集部

4月2日、税理士試験公告が発表されました。試験実施日や申込みスケジュールなどが確定し、いよいよ本番が近づいてくる時期。これからの毎日をどう取り組むかが、合格への分かれ道となってきます。

まずは、本試験までペースを落とさずに走りきること。

受験者数データを見てもわかるとおり、毎年、受験申込みをしたけれども、試験会場に行かなかった方が一定数います。講師の方々にお話を聞いても、「試験会場に行くこと」が、実は隠れたハードルの1つでもあるようです。

試験当日は「自信」と一緒に会場へ

モチベーションをキープして、体調も整えて、当日、試験会場に向かうためには、「これだけやりきった!」という自信が必要かもしれません。

以前、合格者から、「試験の前日に、積み上げた問題集を見上げて、これだけやったから大丈夫!と思うことができた」というお話を聞いたことがあります。

他にも、直前期に作ったまとめノートを見返して、「このノートがあるから大丈夫!」と、試験会場にそのノート1冊だけを持っていったという人もいました。

また、「直前期には初見の問題を集めて解いた」というお話もよく聞きます。

他流試合で「対応力」をつける

独学の人も、専門学校を利用する人も、おそらく同じテキストや問題集を繰り返しているはずです。基礎力をつけるには、それがベストな方法でしょう。

しかし、本試験では「試験委員が作った“初見”の問題」を解くので、これからの直前期には「問題への対応力」も高める必要があります。

その対応力を高める方法の1つとして、「いつもと違う問題を解く」ということがあります。他校の模試を受けるのは、そういった目的もあるのです。

また、模試は受けずに、『税理士試験 直前予想問題集』(中央経済社から毎年刊行)を本番と同じように時間を計って解いたという合格者もいました。

実際、「いつもと違う問題を解いたら、問題文のニュアンスが少し違うことに気づけた」「出題論点を中心に、総仕上げに活用できた」というお話も聞きます。

また、『税理士試験 直前予想問題集』ではさまざまな出題者の問題に取り組めるので、「たった1冊で、こんなにも初見の問題が解けた!」という自信にもつながるようです。

もちろん、自分の通う学校を信じて他に手を出さなかったという合格者の方もいます。手を広げすぎて、結局どれも中途半端になるようでは、本末転倒。

「きちんと消化できるかどうか」というのも、自分が何に取り組むかといった判断基準の1つになるでしょう。

直前期に何をすれば、不安を自信に変えて本試験会場に向かえるか。

「これだけやったから大丈夫!」という自信につながるような「自分だけのもの」を作り上げられるよう、これからの戦略を立ててみてはいかがでしょうか。


今年も出ました!
『税理士試験 直前予想問題集』(簿記論・財務諸表論)

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『税理士試験 簿記論 直前予想問題集』

中央経済社編
定価:2,640円(税込)
発行日:2021/04/13
B5判 / 244頁
ISBN:978-4-502-38441-7
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『税理士試験 財務諸表論 直前予想問題集』

中央経済社編
定価:2,640円(税込)
発行日:2021/04/13
B5判 / 192頁
ISBN:978-4-502-38451-6
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