こんにちは、編集部です。
「会計人コースWeb」では、簿記検定や税理士試験、公認会計士試験など、“会計系資格”の受験に役立つ情報を提供しています。
この「会計人ペディア」は、読者の皆さんの「そもそも○○って何だろう?」という“ちょっとしたギモン”に応えるコーナーです。
これまでの取材や蓄積されてきた情報をもとに、編集部が率直にお答えします!
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会計士試験に合格しても会計士ではない?
会計士試験に合格するだけでは、「公認会計士」と名乗れません。
① 2年以上の業務補助等の期間(合格前後不問)があり、
② 一般財団法人会計教育研修機構が実施する実務補習を受け、
③ 日本公認会計士協会による修了考査に合格した後、
④ 内閣総理大臣の確認を受けた人が、晴れて公認会計士となります。
修了考査とは何か?
修了考査は、例年2日間にわたって行われます。
試験科目は以下のとおりです。
・会計に関する理論及び実務
・監査に関する理論及び実務
・税に関する理論及び実務
・経営に関する理論及び実務(コンピュータに関する理論を含む。)
・公認会計士の業務に関する法規及び職業倫理
会計士になったらもらえるバッジ
晴れて公認会計士となると、バッジが送られてきます。
基本図形の正方形の集合を楕円で切り取ったデザインです。
「安定感」を持つ正方形の連続により経済社会の安定を守る公認会計士の連帯を表し、正方形が構成する楕円は「グローバルなイメージ」を感じさせ、世界経済を守る公認会計士の誇りを表しているそうです。
また、最近は、バッジで洋服に穴があかないように、クリップ式のものもあるそうです。
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