【マイ・オフ・タイム】アラフィフになってもフットサル


竹田健司

こんにちは。税理士の竹田と申します。昨年(2019)、池袋にて独立しました。経歴については、理系大学出身、地方公務員を10年超勤務、MBA取得という一貫性の無さが売りです。

フットサル歴は20年超!

大学1年生のときに、友人が会社でフットサル部を立ち上げることになり、何故か一人だけ部外者がいる状態で始めたのがきっかけです。

元々はずっとサッカーをやっておりましたが、フットサルにのめり込みました。サッカーというスポーツは、11人対11人。実は試合中、ボールに触れる機会はほとんどなく、極端に言うと走るだけのスポーツです。

それがフットサルだと5人対5人なので、ほぼボールに絡むプレー。私は「協調性あります」みたいな見た目ですが、心の中は「全部オレにボール集めろよ」みたいなエゴの塊なので、サッカーよりも性格的に向いていたのがハマった要因だと思います。

税理士受験生時代もフットサル三昧

私は仕事をしながらの受験でした。毎年2科目ずつの受験。普通に考えると、スポーツはおろか、テレビを見る時間すらなさそうですが、週3でフットサルをやっておりました。その頃は新たなチームをゼロから作り、練習メニュー考えたり、試合を組んだり、大会やリーグ戦に加入したりと、充実した毎日でした。

時間は作ろうと思えば作れますし、それなりに科目合格を積み重ねることもできたので、税理士受験生によくある、暗黒の受験生時代ではなかったのが幸いでした。また、勉強と同じで練習はすればするほど上手くなり、チームとしても大会の優勝経験が増え、県リーグに参戦しようか、本気で話し合ったほどです。サッカー時代の主戦場はベンチだった私も、相手から密着マークをされるほど成長しました。

税理士試験において趣味を持つことの意味

勉強の仕方は人それぞれかと思います。私の場合は、1日3時間という、時間で区切るやり方をしておりました。その理由は高い集中力を保って勉強できるところです。どうしてもフットサルの時間を確保したいため、3時間の中で、当日のカリキュラムを終わらせる必要があります。3時間以上勉強してしまうと、練習時間が削られたり、睡眠時間が少なくなってプレーに悪影響が出たり、その結果勉強にも身が入らなくなったりと、負のスパイラルに陥る可能性があります。それでは趣味を続けられなくなるので、毎日机に向かう3時間はスマホやテレビの誘惑には目もくれず、「勉強が終われば楽しい時間が待っている」というモチベーションがあったので、勉強が嫌だと思ったことは1回もなかったです。

税理士になってもフットサルはやめられない

現在に至るまで3チームに所属しました。うち2チームは、選手兼代表としてチームを運営しつつのプレー。これが非常に良い経験でした。従業員を雇う立場となり、現在の事務所運営にも大変活かされています。税理士として独立し、毎日楽しく仕事ができているのは、フットサルがあったからこそだと思います。私はアラフォーになり、週1回のフットサルが生きがいの1つです。そしてアラフィフになってもプレーし続けるのが目標です。これからは現在1歳の息子と公園に行き、日が暮れるまで練習したいと思います。

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〈執筆者紹介〉
竹田健司(たけだ・けんじ)
税理士
地方公務員として働きながら5科目合格を果たす。勤務税理士時代にビジネススクールに通い,首席卒業。MBAホルダーとなった勢いで,池袋に竹田健司税理士事務所を開業。受験生を応援するため,細かい受験テクニックをブログで公開中。また,東京税理士会のサッカー部に所属。「上手そうな雰囲気はあるけど点の取れないFW」として,敵味方から恐れられる。過剰なサッカー愛により,ウイニングイレブン(ゲームソフト)の関東大会にも出場経験あり。

※ 本稿は、『会計人コース』2020年2月号に掲載した記事を編集部で再編成したものです。


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