1.資産概念
12.資産の定義
資産とは,( ① )として,報告主体が( ② )をいう。ここでいう,( ③ )とは,( ④ )にかかわらず,( ⑤ )をいう。また,( ⑥ )とは,( ⑦ )である。
⇒「概念フレームワーク」第3章4項,同脚注(2),→H7・45回②
資産の定義は充足するものの,( ⑧ )の観点から資産に含まれないものの代表例には,いわゆる( ⑨ )がある。
⇒「概念フレームワーク」第3章脚注(14),46.
13.年金資産の定義・要件・退職給付債務から控除する理由
年金資産とは,( ① )のために,その制度について企業と従業員との契約(退職金規定等)に基づき積み立てられた,次のすべてを満たす特定の資産をいう。
(1) 退職給付以外に( ② )できないこと
(2) 事業主及び事業主の債権者から( ③ )されていること
(3) ( ④ )を除き,事業主への( ⑤ ),事業主からの( ⑥ )等が禁止されていること
(4) 資産を事業主の資産と( ⑦ )できないこと
この年金資産は( ⑧ )ことなどから,これを( ⑨ )ことには問題があり,かえって,( ⑩ )があると考えられる。…したがって,年金資産の額は退職給付に係る負債の計上額の計算にあたって差し引くこととしている。
⇒「退職給付に関する会計基準」7項,69項
14.繰延税金資産の資産性
繰延税金資産は,( ① )を有し,一般的には法人税等の( ② )に相当するため,資産としての性格を有するものと考えられる。
⇒「税効果会計に係る会計基準の設定に関する意見書」二・2
(著者紹介)
早谷 準一(はやたに じゅんいち)
専門学校東京CPA会計学院講師
東京CPA会計学院で、税理士コース財表理論を長年担当。また、中小企業診断士として各種研修、講義等活動の分野も広げている。『会計人コース』特集・付録等への執筆多数。著書に『明快図解 経営分析の基本』(祥伝社、共著)などがある。
(注)本連載は、『会計人コース』2018年5月号付録『すらすら財表理論』の内容を加筆・修正したものです。
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