税理士試験 合格体験記◆仕事・家庭と両立しながら独学で財表合格


本稿は『会計人コース』2020年1月臨時増刊号に掲載した内容に加筆・修正したものです。

名前:小野直哉さん (30歳,会社員)
合格科目:財務諸表論(平成30年)
受験歴:3年
出身地:静岡県
学習時間:平日0.5~3時間/休日0~3時間
出身高校:静岡県立御殿場南高校
出身大学:静岡県立大学
主な学習場所:自宅(直前期は図書館)
学習スタイル:独学(通信講座)
目標:まずは社内税理士として…いずれは独立したい!

 私は,とある協同組合で働きながら税理士試験合格を目指しています。平成30年に3度目の受験で財務諸表論に合格。今は簿記論と消費税法の合格発表待ちです。
 独学であるため自分との戦いですが,仕事・勉強・家庭を両立し,限られた時間のなかでも合格できました。
 同じような環境の方の参考になれば幸いです。
(編集部追記:平成31年度に見事簿記論に合格されました。おめでとうございます!)

◆経理部にいるのに決算も税務もできない

 ある時,支店から本店の経理部へ異動になりました。
 異動後,日商簿記3級を取得したものの,業務は他部署から回付されてくる伝票を日々入力するだけでした。
 せっかく経理部にいるのだから,決算書や法人税等の計算に携わりたいと思い,上司に相談しました。
 しかし,決算業務は管理職がやるものだと言われ,その後もひたすら伝票入力する日々が3年続きました。

 この間,お客さまに接することもなく,毎日伝票とパソコンを見てばかりで,やりがいも感じられず,もっと人の役に立てる仕事がしたいと思うようになりました。
 そこで自分の頭を使い世の中の人のために貢献したい,もっとやりがいを感じたい,せっかくここで興味を持った会計と税務のプロになりたいと思い,税理士を目指すことに決めました。

◆子会社に出向

 伝票入力が続く日々に不満が募り,人事部に相談したところ子会社に出向になりました。
 子会社には定年間際の経理担当者がいたため,引継ぎを兼ねて,一連の実務経験を積むことができました。

 ちょうどその頃から,財務諸表論の勉強も開始していたため,机上での知識と実務が結びつき,仕事も勉強も楽しい日々が続きました。


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