【日商簿記3級・2級】問題集の効果的な解き方


-問題集等で問題を解く際、どのように進めると効果的でしょうか?

本は、はじめのページから順々に読んでいくのが一般的ですよね。

ページを途中で前後したりすると、勉強するための本でも気分が悪いという方も少なくないでしょう。

問題集をはじめから順序よく解いて、最後まで終わったらまたはじめから2周目に突入…という受験生が多いと思います。

はたして、これが最も効果的なのでしょうか?

◆「同傾向の問題(同じ問題) を集中的に解く」

各項目を十分に理解して,問題もかなり解けるなら,問題集を端から解いても一向にかまいません。

しかし,各項目の理解が不十分なままこのような手順で問題を解いていてもなかなか習熱ははかれません。

それは, 同じ項目 (問題) の間隔が開きすぎて忘れてしまうためです。

3級受験者の多くは簿記をはじめて学習する方でしょう。
そもそもこれまで学習経験のない簿記を少しやらなければ忘れてしまうのはむしろ当然です。

ではどうすればよいかというと同じ項目(問題)を立て続けに解けばよいのです。

同傾向の問題を続けて解く,やや苦手な同じ問題を続けて解く。

きちんとした確認には, やや日にちをあけて,それでも解けるかを確かめるとよいでしょう。

意識して同分野の問題(同一問題)の反復をこころがけてみてください。

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穂坂先生が執筆している『新・なるほど合格塾日商簿記3級(第2版)』は、以下の特徴があります。

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②本書は、1文を1行もしくは2行におさえており、また専門用語を丁寧に解説しています。わかりやすさは類書と比べて際立っています!

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3級を受験される方は、本書で上記の読み方を実践してみましょう!
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〈執筆者紹介〉
穂坂 治宏(ほさか・はるひろ)
税理士 受験指導に情熱を燃やすカリスマ講師
これまで簿記論・財務諸表論の合格者を多数輩出。主な著書に『新なるほど合格塾 日商簿記3級』『同・2級商業簿記』『同・2級工業簿記』(中央経済社)、『税理士財務諸表論 穂坂式つながる会計理論』(ネットスクール)などがある。


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