大学院体験記(通信編) ―自己管理の意識が必要

科目免除で大学院へ

松井元税理士


年齢:41歳
属性:社会人
大学院名:東亜大学大学院
受験歴:
 平成26年 簿記論合格
 平成26年 財務諸表論合格
 平成27年 国税徴収法合格

私は静岡県三島市の松井会計事務所で税理士をしています。もともと理系出身のエンジニアでしたが,5年弱かけて簿記1級,税理士試験3科目合格と,大学院での税法論文執筆の過程を終え税理士登録をしました。大学院は通信制で唯一税法2科目免除に対応している東亜大学通信制大学院を卒業。ブログ(https://my-tax-nology.com/)やKindle 本『大学院での税法論文の書き方』で税理士試験の勉強方法,大学院での論文の書き方も発信しています。

本稿では,そんな私の大学院生活についてお話します。大学院進学を考えている皆様のお役にたてれば幸いです。

1.大学院進学を決意した理由

私が税法2科目を免除できる大学院のことを知ったのは,前職を辞めてこれから税理士を目指すという時期に友人から教えてもらったのがきっかけでした。

そして,税理士試験の初受験前の段階で,簿記論・財務諸表論に合格した後に大学院へ進むことを決めていました。確実性の高いルートで早く税理士になって実務に集中したいと思っていたからです。
税理士試験の場合,年に1回だけなのでどれだけ日頃の成績が良くても本試験当日の調子次第で不合格になる可能性があることと,試験の特性上どうしても運の良し悪しが合否に影響することに大きなリスクを感じていました。

2.大学院の選び方

大学院に進むことを決めてからは,自分に合った大学院を探すためにネットで情報を集めました。大学院のホームページと,税理士を目指している方・あるいは既に税理士になられている方のブログをよく読みました。
そのようにして調べているうちに,税法2科目免除に対応した唯一の通信制大学院を卒業された方々,数人のブログに出会いました。

私の住んでいる地域には,通学圏内に税法2科目免除に対応した大学院はなく,通うとなれば新幹線で1時間かけて東京まで行く必要がありました。その場合,税理士試験や仕事との両立を考えると時間の面で厳しいですしまた費用もかかるので,通信制大学院に大きな魅力を感じました。


ページ:

1

2 3

関連記事

【最新】会計人コース 2020年5月号発売中!

ランキング

  1. 1
    受験生の皆さん、桜も咲き、暖かい日が増えてきましたね。今年は新型コロナウイルスの影響で、お花見も自…
  2. 2
    国税庁
    会計人コースWeb編集部 コロナウイルスが感染拡大している影響もあって、編集部宛てに「今年の…
  3. 3
    名前:岩上孝子さん(30代,税理士事務所勤務)合格科目:簿記論(平成24年),財務諸表論(平成25…
  4. 4
    この記事は『会計人コース』2020年4月号の付録「これだけは解いておきたい 簿・財 Aランク過去…
  5. 5
     みなさん、財表理論、どう勉強していますか?  税理士・会計士受験生の中には、「計算は得意だ…
ページ上部へ戻る