【公認会計士試験 合格体験記】短答はリベンジ受験!5つの心がけで8→11合格☆


高橋ゼミ生Y
(横浜国立大学経営学部3年)

合格時期:短答…2020年8月/論文…2020年11月
学習時間:平日7時間/休日10時間
学習スタイル:専門学校(CPA会計学院)

目次
一度目の短答式は不合格
①SNSやシール表で勉強時間を可視化!
②答練を必ず受験して自己分析!
③悩んだら先生や友達に相談!
④イラストやコメント書き込みで講義をフル活用!
⑤情報を取捨選択して勉強法をカスタマイズ!
メッセージ

一度目の短答式は不合格

公認会計士試験の勉強を始めたのは大学1年生の2018年5月です。

当初は約1年4ヵ月という短期間での2019年度合格を目指していました。しかし、大学の授業にも慣れていないなかでの試験勉強。サークル活動にも参加していたことで、どんどん予備校のカリキュラムから遅れ、やる気も勉強時間も減っていきました。

大学1年生の夏には2020年度合格に目標を変更し、サークルも1年生でやめます。それでもやる気が戻らず、結局、大学2年生の2019年12月に受けることになる短答式試験直前まで講義の復習や答練を真面目にしませんでした。

大学2年生になるときに気持ちを切り替えて勉強時間を一気に増やせなかったことが、一度目の短答式試験不合格につながったと思っています。

その後、二度目の短答式試験(2020年8月)に向けて心がけたことが5つあるので、一度目の反省点を踏まえながらお話させていただきます。

①SNSやシール表で勉強時間を可視化!

1つめは勉強時間を多くとることです。

一度目の短答式では、講義を受ける以外に勉強時間をほとんどとっていませんでしたが、気持ちを切り替えた後は、勉強時間を毎日10時間・週60時間に目標設定し、公認会計士試験が生活の軸になるようにしました。

予備校の自習室が開く7時に勉強を開始し、19時まで勉強。こんな生活を約2ヵ月続けました。

勉強時間を可視化するために階段に貼っていた表

また、勉強するときはストップウォッチで正味何時間勉強したのかを計り、毎朝SNSで昨日の勉強時間を投稿するようにして、自分にプレッシャーをかけました。

新型コロナウイルス感染症が流行しはじめてからも、自宅で同じように勉強していました。ただ、私は家だと朝に勉強を始めるのをつらく思うことが多かったです。そこで、前日夜には翌日の勉強内容を決め、問題集のページを開いてすぐに解ける状態で机に置いておきました。そうすることで、寝起きでも管理会計や租税法の計算問題が解きやすい環境を作るようにしていました。

ほかにも、机で勉強するのがつらいときは、家じゅう色んなところを使って勉強しました。たとえば、経営学はトイレで。暗記事項を書いた紙を貼り、そこで覚えました。

長時間勉強するのは大変ではありましたが、私は1時間おきに休憩を5分とったり、昼食後の眠い時間帯に散歩に出かけたり、寝る前の30分間にお気に入りの本を読んだりしていました。このように、意識的に気分転換する時間を確保することは大切だと思います。

②答練を必ず受験して自己分析!

2つめは答練を最大限活用することです。

一度目の短答式に落ちるまでは、答練を受けたことはほとんどありませんでした。カリキュラムから遅れていたので、成績が悪いことが答練で明らかになるのが怖かったためです。

しかし、短答に落ちてからは、勉強方法をよりよくするために答練は必須であると考えを改め、どんなに勉強が間に合っていなくても必ず期日に受験するようにしました。

答練では、受験後に、時間配分や問題の取捨選択ができていたか、解法がすぐに思いついたかなどを自己分析するように心がけ、必要があれば先生に相談していました。ほかにも、解説動画や講評で受験生の傾向や正答率を確認し、正答率40%以上の問題は落とさないことを意識しました。

ちなみに、最初のうちは、成績にはあまりこだわっていません。よい成績が出たら素直に喜び、悪い成績なら「本番じゃなくてよかった」「改善点が見つかってよかった」と考えるようにしていました。

ただ、二度目の短答式(2020年8月)が近づくにつれ、予備校で掲示される成績上位者のランキング表に載ることを目標にしていきました。その結果、実際に上位の成績が維持できるように。答練の成績にこだわりすぎるのはよくないですが、よい成績をとれたことが、本試験への自信につながったと思っています。

一方で、論文式の答練は本試験まで時間がなかったので、どの科目も2~4回しか本番と同じように時間を計って解くことができませんでした。そのため、それ以外の答練は、問題を見て解答を簡単に予想するにとどめ、あとから講評や優秀答案例を確認して、試験の雰囲気や合格点の取り方を覚えるようにしていました。

③悩んだら先生や友達に相談!

3つめは先生や友達に相談することです。

一度目の短答式では、カリキュラムから遅れているのが恥ずかしく、誰にも試験勉強について相談できずにいました。しかし、二度目は予備校で各科目の先生に相談したり、成績がよい友達にテキストを見せてもらったりしました。「合格できないことだけが、受験生として恥ずかしいことだ」と思うようにし、できるかぎり周囲に助けを求める。自分なりに考えた勉強法や改善点を伝えてアドバイスをいただき、修正していったことで、自分の傾向や気をつけることがわかっていきました。

特に、短答から約3ヵ月後の論文に合格するためには、各科目への勉強時間の配分が重要になったので、どの教材をどれくらい回転させるかなどを先生に随時相談し、自分の状況にあった計画を立てることができたのは本当によかったと思っています。

④イラストやコメント書き込みで講義をフル活用!

4つめは講義を大切にすることです。

一度目の短答前にもすべての講義は受けていたのですが、そのときはカリキュラムから大幅に遅れていたことで焦りを感じ、映像授業を2倍速で、テキストにマーカーだけひいて例題は解かない、といったように受講していました。

案の定、ひととおり受講しても内容はほぼ理解できず……。二度目も、全科目の講義を受け直さざるをえない状況に。

二度目は、授業中の先生のコメントをテキストなどに書き込んだり、イラストを描いてわかりやすいようにしたりして、講義の理解を重視しました。

準備期間が少ない中でも講義に十分な時間をとり、一度で理解するという気持ちをもったことで、時間がたっても記憶が抜けにくくなり、結果的に短期間での成績アップにつながったと思います。

⑤情報を取捨選択して勉強法をカスタマイズ!

5つめは、自分に合った勉強法や計画に修正することです。

怠けていたころは、答練を受けずに合格した人や1日数時間しか勉強していないのに合格した人の合格体験記などを読み、勉強量が少なくても受かると思う安心材料にしていました。

しかし、実際に合格している人の大半は、朝から晩まで必死に勉強し、答練もしっかり受けて試験に臨んでいるということを、一度目の短答式試験で痛感しました。

そのため、SNSや合格体験記などでの情報収集は最後まで継続して行ってはいたのですが、情報を取捨選択するように気をつけました。似たような成績や状況でも、論文式試験の勉強を始めた時期や比率(短答と両立する際の時間配分、学習科目の時間配分)、合う教材などは一人ひとり違うと思います。これは、同じ時期に短答と論文に合格した友人と話しても感じました。

メッセージ

この試験で一番大切なのは、諦めずに頑張り続けることだと思います。勉強がまったく手につかない日があっても、そのたびに「今から頑張れば間に合う」と強い気持ちで計画修正を何度も繰り返すうちに合格に近づけます。

私みたいに、公認会計士試験が一度いやになって逃げてしまうこともあるかもしれませんが、覚悟を決めて気持ちを強くもって頑張り続ければ、合格できる試験だと思います。応援しています。


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