つぶ問10-2(財務諸表論)―連結、のれん


「つぶ問」は、『会計人コース』2018年9月号~2019年8月号の連載「税理士試験 独学合格プロジェクト」簿記論・財務諸表論に連動してTwitterで週1回配信した問題です。「粒ぞろいな問題」を「つぶやく」ことから、「つぶ問」とネーミングしました。
合格には、勉強をしない日を作らないことと、スキマ時間を活用することが大切です。「つぶ問」は簿・財それぞれ平日1問ずつ更新していきますので、ペースメーカーとしてご活用ください<1‐1~11‐4(最終)>。

【問題】

 連結基礎概念に関する次の〔文章〕を読んで、各問に答えなさい。

〔文章〕
 連結財務諸表の作成については、親会社説と経済的単一体説の2 つの考え方がある。いずれの考え方においても、単一の指揮下にある企業集団全体の資産・負債と収益・費用を連結財務諸表に表示するという点では変わりはないが、資本に関しては、親会社説は、( A )であるのに対して、経済的単一体説は、(   )であるという点で異なっている。

(問1)
 〔文章〕中の空欄( A )にあてはまる表現として、最も適切な文章を次の①~④の中から選びなさい。

① 連結財務諸表を親会社とは区別される企業集団全体の財務諸表と位置づけて、企業集団を構成するすべての連結会社の株主の持分を反映させる考え方

② 連結財務諸表を親会社とは区別される企業集団全体の財務諸表と位置づけて、親会社の株主の持分のみを反映させる考え方

③ 連結財務諸表を親会社の財務諸表の延長線上に位置づけて、親会社の株主の持分のみを反映させる考え方

④ 連結財務諸表を親会社の財務諸表の延長線上に位置づけて、企業集団を構成するすべての連結会社の株主の持分を反映させる考え方

(問2)
 以下に挙げた処理や取扱いが、〔文章〕における①親会社説と、②経済的単一体説のいずれの考え方に基づくものであるか番号で答えなさい。なお、双方の考え方に基づくといえる場合には③、いずれの考え方にも基づかない場合には④と解答すること。

1.連結上の当期純利益に、親会社株主に帰属する当期純利益と非支配株主に帰属する当期純利益の双方を含めること。

2.資本連結手続きに先立って、子会社の資産および負債のすべてを、支配獲得日の時価で評価すること。

3.資本連結手続きの結果、親会社株主持分に係る部分だけでなく、非支配株主持分に係るのれんについても計上すること。

4.子会社から親会社に向けて販売された商品に含まれる未実現利益を全額消去し、当該消去額を持分比率に応じて非支配株主持分にも負担させること。


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