【会計士合格体験記】ゼミやサークル活動(珈琲同好会)と両立しながら大学在学中に合格!
- 2026/3/25
- 合格体験記

S.J.(22歳、一橋大学 4年生)
【受験情報】
学習スタイル:CPA会計学院(通信)
受験歴:
2023年11月(大学2年生の秋)学習開始
2024年5月 短答式試験(お試し受験)
2024年12月 短答式試験合格
2025年8月 論文式試験合格
公認会計士を目指したきっかけ
私が公認会計士という職業を志したのは、大学生活の中で将来のキャリアを模索していた時期でした。漠然と「何らかの専門スキルを持ちたい」という思いがありましたが、公認会計士という資格は「手に職」という言葉がまさに相応しく、独立性を持って働ける点に強く惹かれました。
また、ビジネスの共通言語である会計を武器にすることで、将来的なキャリアの幅が無限に広がる点も大きな魅力でした。自分自身の市場価値を高め、社会のどこでも通用するプロフェッショナルになりたい。その一念で、大学2年生の秋である2023年11月から試験勉強をスタートしました。
学習法と学習計画:トライアンドエラーの精神
学習においては、CPA会計学院の通信講座を利用しました。通信講座は自分のペースで進められる反面、徹底した自己管理が求められます。私が常に意識していたのは、「徹底的なトライアンドエラーの繰り返し」です。
学習を進める中で、どうしても苦手な論点や、一目見ただけで敬遠したくなるような難しい論点にぶつかることがあります。私の場合、特にキャッシュ・フロー計算書や企業結合会計、そして連結会計といった、構造が複雑で処理のボリュームが多い論点に非常に苦労しました。
しかし、ここで改めてお伝えしたいのは、
「重要性の高い難解な論点から逃げないことが、合格を引き寄せる秘訣だ」
ということです。
難しいからといって後回しにしたり、中途半端な理解で済ませたりすれば、本試験で戦うための土台が築けません。私は、分からない部分にこそ「ここを乗り越えれば合格が近づく」と前向きに捉え、基礎概念に立ち返って一つずつ丁寧に克服することに注力しました。
模試や答練の後は、点数そのものよりも「なぜ間違えたのか」というプロセスの検証に時間を割きました。例えば、
・自分の弱点はどこにあるのか
・知識の理解が足りないのか、それとも解法の組み立てが間違っているのか
・本試験で同様の問題が出た際、合格ラインを越えるためにはどう動くべきか
これらを常に自問自答し、次の演習や答練で修正する。このPDCAサイクルを愚直に回し続けたことが、合格への最短距離だったと感じています。
ゼミやサークル活動との両立:仲間の支え
大学生活では「珈琲同好会」というサークルに所属しており、幹部としての役割も担っていました。
試験勉強に専念するためにサークルを辞めるという選択肢もありましたが、私はあえて両立の道を選びました。
もちろん、勉強時間の確保には苦労しましたが、サークルの仲間たちの存在が大きな支えとなりました。幹部としての責任を果たしながら、仲間に助けてもらうことも多々ありましたが、その分、限られた時間で集中して勉強に取り組む習慣がつきました。
また、試験勉強だけでなくゼミでの発表など、大学生活における一つひとつの活動に一生懸命取り組んだことも、結果として合格に近づく要因になったと感じています。目の前の課題から逃げずに全力を尽くす姿勢は、試験勉強における粘り強さにも直結します。「何事も一生懸命に取り組むこと」で培われる精神力や集中力は、間違いなく会計士試験という高い壁を乗り越える武器になります。
受験勉強はどうしても孤独になりがちで、心が折れそうになる瞬間が何度もあります。しかし、そんな時こそ「あえて友達と会ったり、他の活動に参加したりすること」が、実はモチベーション維持に非常に有効だと実感しました。友達やゼミの仲間たちとの何気ない会話や励ましは、精神的な安定に大きく寄与しました。一人で机に向かっているだけでは得られない「社会的な繋がり」を持ち続けることが、結果として学習の質を高め、最後まで走り抜く原動力になったのだと思います。
モチベーションの保ち方とマイルール
長期間にわたる受験勉強において、モチベーションを一定に保つのは至難の業です。
そこで私は、自分を律するための「ルーティン」と「リフレッシュ法」を確立していました。
最大のルーティンは、「毎日、自分で珈琲を煎れること」です。
サークル活動での経験を活かし、朝の勉強開始前に一杯の珈琲を丁寧に淹れます。その香りと作業を通じて「ここからは勉強の時間だ」というスイッチを自分の中に入れることができました。
また、どうしても集中力が途切れたり、思考が煮詰まったりした時は、無理に机にかじりつくのではなく、思い切って自宅周辺を散歩するようにしていました。見慣れた景色の中を歩き、外の空気を吸ってリフレッシュすることで、脳をリセットして再び課題に向き合うことができました。
受験生へのメッセージ
短答式試験を目指す方へ
短答式試験は、範囲が非常に広く、網羅的な学習が求められる試験です。連結会計などの出題頻度は高いが難易度も高い論点を後回しにすると、短答合格が遠のくだけでなく、その後の論文式試験で大きな苦労をすることになります。
だからこそ、今のうちから「苦手から逃げないこと」を目標に据えてみてください。分からないことは恥ずかしいことではありません。講師の方々に質問するなどして、一つずつ壁を壊していくことをおすすめします。まずは学習時間をしっかり確保し、その上で愚直に自分なりのPDCAサイクルを回していけば必ず合格できる試験です。最後まで諦めずに勉強し続けてください!
論文式試験を目指す方へ
論文式試験は想像以上に過酷な試験です。ときには範囲の広さと難しさに絶望し、勉強のやる気が削がれることがあるでしょう。そこで手を止めてしまうと、合格可能性を一気に下げます。
みんな条件は同じです。初学者の方は租税法と経営学を一通り学習し、過年度生に追いつき追い越す覚悟で、過年度生は絶対に合格する覚悟で、必死に勉強してみてください。手応え以上に合格できると思います。頑張って下さい!











