<連載4>税理士試験・会計士試験・簿記検定 重要論点「無形固定資産と繰延資産」集中ゼミ(第17回)ー復習:無形固定資産

集中ゼミ

穂坂 治宏(税理士)

「無形固定資産と繰延資産」の学習お疲れ様でした。
ここでは無形固定資産について復習していきましょう!(全4問)

Q1 のれんとは,取得原価が引き継いだ資産と引き受けた負債に配分された純額を超える場合の超過額をいい,( ① )を評価したものである。★★

A
① 超過収益力
*企業結合基準31

Q2 のれんは,客観的な評価ができないため,( ① )で取得した場合に限り資産計上できる。★★

A
① 有償

Q3 自己創設のれんは資産の定義要件を満たすが,その計上は,経営者による企業価値の自己評価・自己申告を意味するため,事実の開示という財務報告の( ① )に反し未実現利益の計上にもなるため認められない。★★

A
① 目的
*概フレ 第3章⒁,第1章18

Q4 最初に製品化された製品マスターの完成以後における市場販売目的のソフトウェア制作費(著しい改良に係るもの以外)と将来の( ① )獲得費用削減が確実な自社利用目的のソフトウェア制作費が無形固定資産とされる。★

A
① 収益
*研究開発費基準四2,3,注3

〈執筆者紹介〉
穂坂 治宏
(ほさか・はるひろ)
税理士試験の簿記論と財務諸表論の受験指導をしている税理士。ネットスクールで簿財(標準)を担当。本誌「会計人コースWEB」への執筆も多数。著書に『ど素人でもわかる簿記・経理の本』(翔泳社)などがある。

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「資産の評価は原価か、時価か-混合測定という考え方」「リサイクリングは何がわかりにくいのか?」など、受験生が理解しにくい論点などの解説が掲載されています。

*本連載は、会計人コース2020年6月号付録「スリー・ステップ式財表理論パーフェクトNavi2020」の一部を再構成したものです。


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