元美容部員・行政書士に聞く!士業の就転職・合格祝賀会 メイクのコツ


編集部より
コロナ禍も3年。受験勉強中心の生活に加えてのマスク着用で、薄化粧になった&メイク道具も更新していない…という方も多いのでは? そこで、元美容部員で行政書士の米光先生に、「きちんとメイク」のコツを伺いました!

◆美容部員から行政書士へ!

――美容部員から行政書士に転身した理由は?

東京で美容部員をしていましたが、家族の都合で秋田に転居しました。子どもが幼稚園に入ったタイミングで復職したかったのですが、土日祝や夜遅くまで勤務のある美容部員の仕事は難しいと感じました。メイクの仕事がとても好きでしたが、子育て中心の働き方を考えました。

その後就職した社労士事務所の代表と副代表の女性の先生方がとても素敵で、私も資格を生かして働きたいと、行政書士試験の勉強を始めました。子育てや仕事をしながらの勉強は大変でしたが、合格できてホッとしています。

現在は子育てをしつつ行政書士として活動しています。自分の勉強したことでお客様の役に立つことができ、やりがいを感じています。

――秋田の行政書士として秋田のことも発信していらっしゃいますね。

私の出身は宮城県ですが、竿燈祭りに参加するなど、秋田の良さを満喫しています。秋田市中心部は車で15分圏内に生活に必要な施設がほぼ揃っているので、コンパクトで住みやすいです。食べ物も美味しくて温泉もたくさんあるので、全国の皆様に秋田へ遊びに来てほしいですね。真冬に来ていただければ、山盛りの雪で非日常を感じていただけること間違いなし!笑

――現在はどのような活動をしていますか?

建設業関連の許認可が得意分野です。専門特化するのが理想ですが、地方だとジャンル問わず色々な分野の依頼が来ます。初めての業務も多く、毎回調べながら何とか進めているのが現実です。セミナーに参加したり、先輩に教えていただいたり、試行錯誤しながら日々を過ごしています。

依頼があれば、メイク講師もしています。セミナーやプロフィール写真撮影時のメイクを担当したり、建設業の奥様にお化粧して差し上げたりと、コミュニケーションツールとしてもメイク技術を活用しています。楽しくてあっという間に時間が過ぎてしまい、本業を忘れそうになります。

――米光先生が士業としてお客様に応対するときにメイクで気を付けていることってありますか?

お客様に失礼がないように「きちんとして」見えるかどうか、気をつけています。メイクできちんと感を出すためには、ベースメイクをきれいにすること・眉毛をしっかり描くことがポイントです。特に眉尻は1本の線にまとまるように描くとよいです。最近はプチプラでも質の良いものがたくさん出ていますが、特にこのDAISOオリジナルブランドのアイブロウペンシルは秀逸で、極細の芯で眉毛が一本一本描けるので本当におすすめです。(しかも110円!)

ダイソーの優秀ペンシル
私の愛用品

◆士業事務所への就転職活動でのメイクのコツ

――合格発表後、就活や転職の面接を受ける際の「きちんと見える」方法は? 

リアル対面においては、印象を決めるのはメイクより髪型だと思います。髪型に清潔感があると第一印象が良くなるので、バームやオイルで適度なツヤ感・まとまりを出すと良いですね。

メイクのコツは、使うアイテムにもよりますが「薄付きを重ねていく」のがポイントです。一度でカバーしたり色を乗せようとせずに、薄い膜を丁寧に重ねていく感じで作っていきます。そうするとメイクくずれが起きにくく、清潔感を保てます。

――オンラインでは?

オンラインでも「枠」「額縁」となる髪型は大事ですね。

カメラを通すと暗く見えがちでなので、メイクについてはチークやリップをいつもより濃い目にすると、顔色が明るく見えるのでおすすめです。オンラインではメイクが濃くてもあまり悪目立ちしません。リップの方が発色がよいので、私はリップをチーク代わりに使ったりしていますが、一度もツッコまれたことはありません。試しにリップを指にとって、頬にポンポンしてみてください。新しい自分に出会えるかも…

◆合格祝賀会や士業懇親会でのメイクのコツ

――もう1つ聞きたいのが、華やかな場で「きちんと見える」TPOに合わせたメイクです。例えば結婚式等もそうなのですが、合格祝賀会や士業の懇親会などでポイントやおすすめはありますか?

華やかなメイクといえばやはり「キラキラ」。下まぶたにラメをしっかり乗せるだけで、いつものメイクがグッと華やかになります。また、ハイライトでお肌にしっかりツヤを出すのもポイントです。

アイシャドウは上まぶただけではなく、最近は目の下にグラデーションをつけるのも人気です。なかなか慣れない…という方は薄い色を涙袋に入れたりすることからやってみてもいいですね。

――メイクも色々変わっているのですね!

そうですね!トレンドはありますが、プライベートのメイクのときは、自分の好きな自分になれれば何でもOKだと思っています。

今はプロのメイクアップアーティストの方々がYouTubeを通して発信してくれているので、誰でも好きなときにメイクを学べるいい時代になったなぁと感じています。私も好きなアーティストの発信を見て、勉強の日々です。

メイクの上達にはトライ&エラー、練習が必要ですが、おすすめはお風呂前にメイクの練習をすることです。どんな顔になっても、すぐに落とせるから大丈夫!

――なるほど。出かける前に失敗すると焦りますしね!ありがとうございました!

<プロフィール>
米光 有美(よねみつ ゆみ)
秋田県在住/宮城県多賀城市出身
都内百貨店に美容部員として勤務。秋田に転居後、資格を取得し行政書士として令和3年5月に開業。得意分野は建設業の許認可関連。
メイクの話が大好きなので、Twitter等でぜひ話しかけてください!


関連記事

ページ上部へ戻る