連載 『会計士・税理士・簿記検定 財務会計のセンスが身につくプチドリル』(第60回)ー 収益認識会計⑨


長島 正浩(茨城キリスト教大学教授)

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問題(空欄補充)

第5のステップでは,企業は約束した財又はサービスを顧客に移転することにより履行義務を( ① )した時に又は( ① )するにつれて,収益を( ② )する。資産が移転するのは,顧客が当該資産に対する( ③ )を獲得した時又は獲得するにつれてである。資産に対する( ③ )とは,当該資産の使用を指図し,当該資産からの残りの便益のほとんどすべてを享受する能力をいう。

解答・解説

① 充足
② 認識
③ 支配

*収益認識会計基準35項,37項
”ようやく第5ステップに到達!”

◎復習しましょう!
1.CF計算書
2.一株当たり当期純利益
3₋1.金融商品会計①‐⑦
3₋2.金融商品会計⑧‐⑭
3‐3.金融商品会計⑮‐⑳
4-1.棚卸資産会計①‐⑥
4-2. 棚卸資産会計⑦‐⑫
5‐1.収益認識会計①‐⑦
第59回 収益認識会計⑧

〈執筆者紹介〉
長島 正浩
(ながしま・まさひろ)
茨城キリスト教大学経営学部教授
東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。簿記学校講師,会計事務所(監査法人),証券会社勤務を経て,専門学校,短大,大学,大学院において非常勤講師として簿記会計や企業法を担当。その後,松本大学松商短期大学部准教授を経て,現在に至る。この間35年以上にわたり,簿記検定・税理士試験・公認会計士試験の受験指導に関わっている。

*本連載は,『会計人コース』2020年1月号付録『まいにち1問ポケット財表理論』に加筆修正したものです。


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