【1日1問!〇×会計クイズ】固定資産⑤


加藤大吾
(公認会計士・税理士)


公認会計士試験(短答式)の財務会計論の計算&理論のレベルを想定した○×問題を、2021年5月の本試験まで毎日(月~金)出題! 

もちろん税理士試験の簿記論・財務諸表論、日商簿記1級の対策にも使えます。


【〇×問題】

新社屋の建設のために、建設会社に対して手付金200,000円について、小切手を振り出して支払った。

(借) 前渡金 200,000
 (貸) 当座預金 200,000

【正解】 ×

借方科目は「前渡金」ではなく、「建設仮勘定」である。

【根拠となる表示規則】

財務諸表等規則ガイドライン

22-9 規則第22条第9号の建設仮勘定に関しては、次の点に留意する。
1 設備の建設のために支出した手付金若しくは前渡金又は設備の建設のために取得した機械等で保管中のものは、建設仮勘定に属するものとする。

前渡金(流動資産)は、商品や原材料の仕入れに関する手付金を処理する科目であり、建設仮勘定とは区別されるので注意しましょう。
なお、制作途中のソフトウェアの制作費は、無形固定資産の仮勘定(ソフトウェア仮勘定)として処理されます(研究開発費等に係る会計基準(注4))。

〈執筆者紹介〉
加藤 大吾(かとう・だいご)
早稲田大学大学院会計研究科非常勤講師・公認会計士
2003年早稲田大学政治経済学部経済学科卒。2005年公認会計士登録。東京CPA会計学院にて公認会計士講座(簿記)・日商簿記検定講座の講師業務の傍ら、監査法人にて監査業務にも従事。2015年より早稲田大学大学院会計研究科非常勤講師。著書に『税理士試験 簿記論・財務諸表論 総合問題なるほど解法ナビ』(中央経済社)がある。

★ 現金預金・金融商品の問題一覧(2020年11月分)はコチラから


関連記事

ページ上部へ戻る