プロが本気で選ぶ 税法科目選択ドラフト会議【はじめての税法】


第1選択科目


井上
井上

法人税法を選択します。

【理由】
① インプット量が多く敬遠しがちですが,官報合格を目指すなら法人税法(または所得税法)は避けて通れないため,先に勉強して合格したほうがよいでしょう。
② 実務で最も必要性が高く,勉強と実務がリンクして相乗効果が狙えます。
③ 転職活動をするうえでも,合格していると税理士事務所からの評価が高くなります。
④ 常に会計仕訳をイメージするため,簿財合格後すぐが勉強しやすいです。

国税徴収法を選択します。

竹田
竹田

【理由】
ミニ税法の中でも暗記がほとんどの科目です。最初の税法科目にしたことで,自分なりの理論暗記の方法を確立できました。負担も非常に少なく,私は働きながら簿記論と同時に受験しています。あまり実務での活躍場面はありませんが,受験者数も少ないので,競争力が低い印象も。本試験の出来があまりよくなく「B判定で不合格かな…」と思っていたら,合格していたほどです。

篠原
篠原

消費税法を選択します。

【理由】
① 実務で個人・法人問わず必須なので,受験して無駄にはなりません。
② 簿財合格後はじめての税法として選択する受験生が多く,税法科目合格にどの程度の勉強が必要か手探りの人が多いです。
③ 専門学校の講義が週1回なので,アウトプットに時間を多く使えます。
④ 受験者数が税法科目で1番多いので,合格者数も多いです。
⑤ 条文の言い回しが苦手な人もいますが,逆に暗記しやすい人もいます。(私は後者でした)
⑥ 受験生自身も負担している身近な税金なので,馴染みがあります。

消費税法を選択します。

兵野
兵野

【理由】
実務での重要性が高く,ボリュームが比較的少ないため,税法科目で受験者数が最も多いです。各科目の合格率は約10%強とほぼ同じなので,「受験者が多い=合格者が多い」ことになります。はじめて税法科目を学習する方も多いので,周囲の受験生と横一線でスタートできます。また,学習・合格によって,税理士法人や税理士事務所への就職が有利になります。

小池
小池

法人税法を選択します。

【理由】
税理士試験の問題は,税務対応力を前提としています。その第一ステップが,問題を具体化しながら理解できる読解力。法人税法は,この能力をマスターするのに最適です。なぜなら,人の営みから生まれる取引を集約した会計をベースとした法律なので,学習で豊富な取引に触れることができるから。読解力や具体化力は,実務上の大切な財産です。税理士の資質が身につく法人税法を学習すれば,合格へも近づきます。ボリュームが多いといわれますが,読解力を身につければ,実務面の基本事項で法が作られていることもわかるはずです。

▶第2選択科目も魅力がある


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