【税理士合格体験記】合格体験記を読み漁って「勝ち筋」を見出し独学で簿財W合格!


孤独の味方(30代)

【受験情報】
合格科目:令和7年度 簿記論/財務諸表論
受験回数:2回目
学習スタイル:独学(教材は大原)・専念(試験期間中の半年間は病気により休職。現在は転職して税理士法人勤務)
▶サムネイルは試験に挑むと決めた時に川崎大師で買ったダルマです。金色には願い事を成就させる意味があると販売店のおばちゃんに教えて貰ったので買いました(笑)

税理士を目指したキッカケ

元から独立欲が強く、経理職へ就いた際に「独立しやすい資格がある」ということで興味を持ったのがキッカケです。

調べていくうちに「働きながらでも合格できそうだな」と感じたため、試験に挑むことにしました。

学習方法

大原の教材を使って独学で勉強していました(通信教材も使用せず、あくまで教科書と問題集のみです)。

使い方としては個別問題/総合問題ともに、解くのにかかった時間とその理解度を記録しておいて忘却曲線に合わせて復習するという、至極一般的な使い方をしていました。

学習方法との関連で他の受験生と異なる点で言いますと、前職で鬱病になってしまい休職していたため、時間はたっぷりあるけど身体がうまく言うことを聞かない状態だったことです。

精神的に不安定で調子に波があること、またそもそも頑張ること自体が負担だったこともあり最大でも一日4~5時間程度の勉強が精一杯でした。

したがってなるべく効率良く進める必要があると感じていました。

加えて、簿財に挑み始めた当初、頭を悩ませた問題が「どの状態になっていたら合格ラインに乗っていると言えるか?」がわかりにくいということでした。

過去問を解いていても範囲や難易度にバラつきが多く、資格試験の正攻法である”過去問をひたすら解く”というのが効果的かどうかわかりにくい試験だなと感じていました。

合格体験記の活用

そこで参考にしたのが合格体験記でした。

合格体験記は一言で言うなら宝の山です。

私が悩んでいた問題と全く同じことに悩んでいる人を見つけることが出来るのは勿論、この先勉強を進めていく中でぶつかるであろう問題をあらかじめ予習できる役割も備えています。

読み方としては精読するというよりも、大量にいろいろな人の合格体験記を読み漁っていました。

ある程度読んでいると、押さえないといけないポイント(≒合格するために必須のチェックポイント)と、人によって対応の仕方がバラバラなポイント(≒肝心要ではなく悩むべき問題ではないポイント)とを整理することができます。

合格体験記を読んで、整理されたチェックポイントは言わば“勝ち筋”です。
それさえ見極めてしまえばあとはやることがシンプルでした。

試験日から逆算して、いつまでにそのチェックポイントに到達していればいいのかをスケジューリングしてあとはやるだけ。

よく聞く悩みに「やる気が起きない」というのがありますが、これは多くの場合「何をすれば勝てるのかが分からない」ということだと考えています。

裏を返せば「勝てるとわかるとやる気が出る」ケースがほとんどで、合格体験記を読んで分析することは、まさにこの勝ち筋を見極めるための最適解だと思っています。

合格体験記の活かし方(具体例)

いくつか具体的な事例をご紹介します。

悩んでいたけどどっちでもいいパターン

先に悩むべきポイントではないケースをご紹介します。

典型例としては財表の理論暗記です。

多くの受験生は「財表の理論に条文の丸暗記は必要だろうか?」と悩むと思いますが、これは極論どちらでもいいと考えています。

と、言うのも合格体験記を読んでいると人によってマチマチなのです。

合格体験記を読んでいると、てにをはまで丸暗記している人、一問一答程度の暗記に抑えた人、単語の意味だけ押さえて文章としては暗記していない人、などなど本当にバラバラだったのです。

合格体験記を読み始めた当初は「じゃあ結局どうすればいいの!?」と不安になりましたが、いくつか読んでいると「どうやら丸暗記するかどうかが大事なのではなく、理論の骨格を押さえにいくことが大事なんだ」とわかってきました。

それ以降は色々なやり方を試す中で最も記憶の定着の良かった方法を採用して、当日の試験ではすべての解答欄を悩まずに埋めることができるまで完成度を高めることができました。

十人十色、置かれた環境や相性によって色々なやり方があるので、気になった方はぜひぜひ合格体験記を読み漁ってみてください。きっとあなたに合う方法があります。

押さえるべきチェックポイント

逆に合格したほとんどの人が通過するポイントもありました。

簡単に整理すると、

個別問題⇒総合問題⇒過去問⇒解けずに絶望する⇒2時間の答練を積む⇒個別問題に戻る⇒合格確実ラインに乗る

という流れです。

特に「2時間の答練を積む⇒個別問題に戻る」の流れが大切で、8割方の人がこのポイントを通っている印象さえありました。

2時間の答練を積まないと問題の取捨選択ができず、本番当日に正解すべき簡単な問題を取りこぼしてしまいます。一方で個別の論点を深めないと、より短い時間で問題文を読み取り最短距離で正解を導き出すという能力を養うことができません。

どちらも大切ですが、真に個別問題の大切さを理解しているのは2時間の答練を解きまくった猛者なのだと理解しています。時間が足りない中でいかに最大成果を上げるかを考えると、最終的に個別問題に戻るのだと思います。この順番を誤ると個別論点の理解に深みがでないと考えています。

以上はほんの一部ですが、これから受験される方で勉強の進め方等で悩みがあるなら、合格体験記を読まれることを是非オススメします。きっと誰かがすでにその悩みを体験し、そして克服しています。

また、その体験談を読むことはあなたの悩みを解決するだけでなく、時に孤独なあなたを励ましてもくれます。

受験は孤独です。
ペンネームの『孤独の味方』は、これを読んでいる、今まさに孤独に頑張っているあなたに届いてほしいと思って付けました。辛い時こそ合格体験記を読んでその原動力としてください。

最後に

途中触れましたが、今回の受験は、心の病もあり精神的に大変辛いものでした。

「もし落ちたら人生どうなるのだろうか」と不安で眠れない夜も少なくありませんでした。

そんな時に力になったのは、両親や親友らの「孤独の味方なら大丈夫。きっと受かるよ」という言葉でした。

きっと心配していたと思いますがそれを過度に出すわけでもなく、優しく背中を押してくれたことに感謝しています。この場を借りてお礼を申し上げます。

ありがとうございました!無事に合格しました!

末筆にはなりますが、今回の記事が少しでも受験生の皆様の力になれば幸甚の至りに存じます。陰ながら応援しています。


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