<連載>税理士試験・会計士試験・簿記検定 重要論点「金融商品・CF計算書」集中ゼミ(第33回・完)ー 「CF計算書」の復習

集中ゼミ

穂坂治宏(税理士)

◎連載のねらい
・1日1問、各論点の穴埋め問題を解くことで、各論点のキーワードを押さえるようにします。
・これにより、財務会計の理論・計算の基本的な考え方を理解できるようにすることが目標です。

Q24 キャッシュ・フロー計算書とは,1会計期間における企業の( ① )の状況を企業活動区分ごとに報告した財務諸表である。★

A
① キャッシュ・フロー
*連結CF基準 第一

Q25 キャッシュ・フロー計算書の役割を2つ述べよ。★★
・発生主義会計による利益の( ① )的裏づけを示す。
・資金繰りの観点で企業の( ② )性の評価に役立てる。

A
① 資金
② 安全

Q26 キャッシュ・フロー計算書における資金には,現金及び現金同等物がある。現金同等物とは,容易に換金可能であり,かつ,価値の変動に僅少な( ① )しか負わない短期投資をいう。★★★

A
① リスク
*連結CF基準 第二 一

Q27 キャッシュ・フロー計算書における企業活動区分は,主たる事業に関連する( ① )活動,調達した資金の( ② )活動,資金の調達と返済等の( ③ )活動の区分からなる。★★

A
① 営業
② 投資
③ 財務
*連結CF基準 第二 二1

Q28 キャッシュ・フロー計算書における直接法は収入と支出の( ① )を表示する方法であり,営業活動に係るキャッシュ・フローが総額で表示される。間接法は( ② )に調整項目を加減して表示する方法であり,純利益とキャッシュ・フローの関係が示される。

A
① 総額
② 純利益
*連結CF基準の設定について三 4

〈執筆者紹介〉
穂坂 治宏
(ほさか・はるひろ)
税理士試験の簿記論と財務諸表論の受験指導をしている税理士。ネットスクールで簿財(標準)を担当。本誌「会計人コースWEB」への執筆も多数。著書に『ど素人でもわかる簿記・経理の本』(翔泳社)などがある。

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「資産の評価は原価か、時価か-混合測定という考え方」「リサイクリングは何がわかりにくいのか?」など、受験生が理解しにくい論点などの解説が掲載されています。

*本連載は、会計人コース2020年6月号付録「スリー・ステップ式財表理論パーフェクトNavi2020」の一部を再構成したものです。


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