こうすれば見える! スキマ時間ってこんなにあるの?


スキマ時間はこんなにある

さて、勉強時間を確保するか基本的なスケジュールを立てて日々実行するとして、他の税理士受験生の中には、学生など丸1日時間があり圧倒的に有利な環境に置かれている人もいることを忘れてはいけません。合格するためには、そういう人達にも勝たなければならないのです。
そして、そのためには基本スケジュールに加えて少しでも多くの勉強時間を確保する必要があるので、スキマ時間の確保がものを言うのです。

私が税理士試験の勉強をしていたときには、勉強時間を計測し見える化をすることで自分に強制力を働かせて、勉強するための起爆剤にしていました。

どのようにやっていたかと言うと、ストップウォッチを使って勉強時間を計り Excel シートに記録して日々振り返ることを習慣にしていたのです。
1週間の勉強時間の目標を定めて、毎日の勉強時間を見えるようにすることで、何が何でも目標とした勉強時間を達成しようとするようになります。

1日の中で、勉強できる時間を見つけたらすかさず理論マスターなどの教材とストップウォッチを取り出して、ストップウォッチをオンにして勉強してやめたらオフにする、そして後でExcel シートに計った時間を記録するようにしていましたが、この習慣を通して分かったことは『一日の中でのスキマ時間の多さ』です。ある一日に測定した勉強時間の結果は以下のようになりました。

3分、16分、15分、6分、4分、60分、45分、4分、68分、20分、32分

上記の中には、ある程度長い時間を確保できている場合がありますが、それとは逆に30分以下の時間(いわゆるスキマ時間と呼べるもの)もけっこうあることがわかると思います。これら30分以下のスキマ時間を合計すると 

3分 + 16分 + 15分 + 6分 + 4分 + 4分 + 20分 = 68分 

となり、その日1日だけで1時間以上の勉強時間を捻出できているのです。仮に毎日1時間のスキマ時間を確保できたとしたら、1年間で累積すると300時間以上確保できることになります。
1回1回のスキマ時間は30分以下のわずかな時間ですが、そこで休んだりスマホを見たりしているのと、少しでも勉強しようとするのでは長い目で見たときに大きな差になるのです。

さて、スキマ時間を確保する前提として、自分自身に強制的を働かせるための勉強時間の測定はおすすめです。今でしたらストップウォッチを使わなくても、スマホアプリで勉強時間を測定できるものがありますので、それらを上手に使うようにしましょう。


このほかに、本誌ではスキマ時間の見つけ方や、短時間で効果の出る勉強法なども紹介していますので、ご覧になってください!!

【執筆者紹介】
松井 元(まつい·はじめ)
静岡県三島市の松井会計事務所に勤務する税理士。理系出身で元エンジニア。5年弱かけて簿記1級、 税理士試験3科目(簿記論·財務諸表論·国税徴収法)、 大学院での税法論文の執筆を経て税理士登録。ブログで税理士試験の勉強方法、 大学院での論文の書き方も発信している。Kindle 本「大学院での税法論文の書き方」執筆。


固定ページ:
1

2

関連記事

「会計人コース」バックナンバーはこちら!

ランキング

  1. 1
    このたび,会計人コースBOOKSとして『大学院ルートで税理士になる!』が刊行されます。 「会…
  2. 2
    公認会計士試験受験生のみなさん、就職活動について、お悩みはありませんか?会計専門のエージェントであ…
  3. 3
    2020年8月18日~20日,第70回税理士試験が行われました。この結果によって,次の受験科目を決…
  4. 4
    こんにちは,編集部です。 2020年8月18日~20日、第70回税理士試験が行われました。受…
  5. 5
    税理士試験を受験されたみなさま、暑い中、おつかれさまでした。今年は、例年と異なる日程、会場の変更や…
ページ上部へ戻る